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土曜ワイド工場
 
日本初!ドラッグストアの前をF1マシンが走る
世界初ドラッグストア「セイジョー」の前をF1マシンが走る

モータースポーツの「F1」。
あのカッコいい車には一度は憧れたことがあると思う(特に男は)。一度は走っているところを生で見てみたいと思うけれど、それはサーキットに行かなければ見ることはできない。その辺の道をF1マシンが走っていることはまずないのだ。

F1マシンは環八や五日市街道を走らない。
日本ではF1マシンが公道を走ったことはないのだ。モナコやシンガポールでは公道でレースが行われていたりするけれど、日本ではレースはもちろんレース以外でも一度もない。

しかしF1マシンが日本で初めて公道を走るイベントが行われることになった。見慣れたお店の前をF1マシンが走っていくのだ。

地主 恵亮



F1は大人気

日本で初めて公道をF1マシンが走るイベントは6月5日(日曜)に横浜(元町商店街)で行われた。僕はF1マシンをカッコいいと思ったことはあるけれど、特にF1ファンではないので、F1人気を少し舐めていた。


最寄駅に着いたととたんにすごい人の数

イベントは朝9時から。
休日の朝9時からのイベントだから人が少ないだろうと勝手に考えていたら、駅に着いたとたんに人の波。F1人気をいきなり目の当たりにし、会場に向かうと、勢いよく注いだビールの泡のように人が溢れていた。


すっげ〜人(朝7時半)

僕が現地に着いたのは実は朝7時半。
めちゃくちゃ早いのだ。生のF1マシンが楽しみで早く目が覚めた結果だ。イベントは朝9時からだから、始まるまでにドラえもんの映画を一本は鑑賞できる。そんな時間なのにこの人の量。遠足当日の小学生でももう少しゆっくり寝ていると思う。


F1マシンが走る道を挟んで人、人、人

本当にF1マシンは走るのか

今回のこのイベントはレッドブル・レーシングのF1マシンが公道をショーランするというもの。元町商店街の全長500メートルの道を2往復することになっている。レースではないけれど、日本で初めて公道をF1マシンが走るわけだ。


ちなみにこれがレッドブルです

走行時間は一往復が2分ということになっている。
500メートルを1分。目の前をあっという間に過ぎていくことが容易に想像がつく。もっとじっくり公道を走るところみたいけれど、そこは速いことが売りのF1マシン。ノロノロ走られても何か違う気がするから仕方がない。


F1マシンが走る道にセイジョーが見える

ここをF1マシンが走るのかと疑いたくなる。
ドラッグストアのセイジョーが見えるし、止まっている車のナンバーは宇都宮だったりする。たまに目の前を走り抜ける車は台車だ。あまりに見慣れた光景にF1マシンが走ることを想像できない。


宇都宮ナンバー

目の前を走る車は台車

モナコやシンガポールでは公道をF1マシンが走ることは普通だろうけれど、日本では違う。一度も走っていないのだ。僕が総理大臣と一緒にカキ氷を食べる以上に想像できない。「へ〜自分ブルーハワイ派なんや」と言葉を交わす以上の出来事が今から始まろうとしているのだ。


すごいことだけれど、待ち時間に飽きて足をパーにしたりしていた

歴史的な瞬間

時間を潰していたらついに9時になった。
身動きが取られないほど人が集まっている。1万人以上の観客がいたそうだ。そのために、安全性を考えて、本来二往復するところが一往復に変更になってしまった。見られるチャンスが減った。急に緊張感がやって来た。


果たして見えるのだろうか

人だらけなので、F1マシンが走るところは頭と頭の間からしか見えない。この隙間から500メートルを1分で走る車を見るわけだ。年末に言う「今年もあっという間だったね」よりもあっという間だと思う。


前の人を別にすれば、写真は手を伸ばして上から撮る(ファインダーなどは覗かず)

見に来ている人たちはみんな必死。
高そうなカメラを持った人や友達同士でF1のウンチクを語っている人、綺麗な女性など客層は様々だけれど、みんな等しく熱気を帯びている。公道を走るF1マシンをひと目見ようと必死だ。


歴史的瞬間にみんな必死。僕とて例外ではない

やがて爆音があたりに響きだした。
耳がキ〜ンとするレベル。こんなに大きな音はなかなか聞いたことがない。運動会の徒競走のスタート時に鳴らすピストルの音すら怖かった僕には、このF1マシンの音は恐怖。心臓がドキドキとなっているのが分かる。そんな爆音とともにF1マシンは公道を走り抜ける。


セイジョーの前をF1マシンが走ってるよ!

確かに日本

セイジョーの前をF1マシンが走り抜ける。
カラーリングがどこかセイジョーと似ている。セイジョーカラーのF1マシンとも言える感じだ。この瞬間に「あ〜日本の公道をF1マシンが走っているのだ」とやっと信じることができた。いつかF1マシンでセイジョーに行ってみたい。


あっという間ですよ

写真は腕を伸ばして上から撮っているので別として、僕のつぶらな瞳に映った生のF1マシンは一秒にも満たなかった。やっぱり速いな〜と嫌というほど認識できた。速すぎる。もっと見たい、と思っている間に爆音は遠ざかっていく。


速いな〜

一往復後、本当はF1マシンを展示することになっていたのだけれど、それも人が集まりすぎて中止になってしまった。F1マシンを生で見られたのは本当にこの一往復の一秒未満だけだった。でも、僕はその一秒未満をよく覚えている。文字通りの爆音を。そして、なんか通った! という興奮を。


その後は日常に戻った

サーキットの利点と公道の興奮

サーキットはちょっと離れたところから、さらにちょっと高いところから見られるから余裕を持ってF1マシンを見ることができる。公道はコースと同じ高さにいるので見られる時間は数秒だ。しかし、興奮度はやはり公道だろうと思う。爆音を手を伸ばせば(怒られるけれど)触れるほど近くで聞くことができるのだ。観客もすごい盛り上がりだった。次はぜひレースをして欲しい。

興奮が覚めていない状態で港の見える丘公園に行った

 
 

 

 
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