デイリーポータルZロゴ
このサイトについて


ちしきの金曜日
 
寂しいので金魚を飼う

金魚は意外と長生き

ちなみに金魚の寿命は10〜20年くらいらしい。ここは生後1年程度の金魚が多いため、大事に育てれば僕が40〜50歳くらいまで一緒にいられるわけだ。長いつきあいになるかもしれない金魚なので、ここは慎重に選びたい。


どんな金魚でも選び放題

マッハ文朱みたいな名前の「サクラ朱文」200円。

金魚だけでなく貝も売っていた。同じ魚介類なのに一気に食材っぽい雰囲気に

全品種ほしい

見れば見るほど、どれもカワイイ。あの子もこの子も欲しくなるが、小さくても命。おいそれと大人賀いするわけにもいかない。金魚ビギナーである僕の手におえるのはせいぜい3匹くらいだろう。

どれを選ぼうか、本当に悩む。


金魚すくいでおなじみの「ワキン」。丈夫で飼いやすく、初心者にオススメらしい(クリックで3D表示)

これもワキンのグループ。紅白模様でヒレが長い品種は「コメット」、黒が混じったまだら模様は「シュブンキン」(クリックで3D表示)

これぞ金魚という形の「リュウキン」。ずんぐり体型で、ヒレは長く、優雅に泳ぐのが特徴(クリックで3D表示)

リュウキングループ。赤や黒など様々な色が混じった品種を「キャリコ(まだら)」と呼ぶ(クリックで3D表示)

尾ひれが優雅(クリックで3D表示)

金魚は大まかに、細長くフナに似ている「ワキン型」、ずんぐり体型で尾ひれが長い「リュウキン型」、背びれがなく頭にごつごつしたコブがある「ランチュウ型」の3タイプに分けられる。種類によって丈夫さや性格が異なり、飼いやすさもかなり変わってくるらしい。

丈夫で初心者にも飼いやすいのは「ワキン」や「リュウキン」。3年も育てればかなりのサイズに成長する。


ワキン型の一種「サクラコメット」。なかには「鯉かよ!」ってくらいデカいものも(クリックで3D表示)

黒目がちな瞳がカワイイ。よくよく見ると金魚にも色んな表情がある(クリックで3D表示)

ランチュウ。上から眺めて頭のゴツゴツ感を楽しむのが、ツウな観賞方法らしい(クリックで3D表示)

それにしても、ここには傷ひとつない綺麗な金魚が本当に多く、大事に育てられていることが分かる。お店の人にしてみれば、天塩にかけた金魚を売るということはひとり娘を嫁に出すようなものなのかもしれない。

これはますます生半可な気持ちでは飼えない(ここに来るまでわりと生半可な気持ちだった)。


< もどる ▽この記事のトップへ つぎへ >
 

 
Ad by DailyPortalZ
 

▲デイリーポータルZトップへ バックナンバーいちらんへ
個人情報保護ポリシー
© DailyPortalZ Inc. All Rights Reserved.