金魚は意外と長生き
ちなみに金魚の寿命は10〜20年くらいらしい。ここは生後1年程度の金魚が多いため、大事に育てれば僕が40〜50歳くらいまで一緒にいられるわけだ。長いつきあいになるかもしれない金魚なので、ここは慎重に選びたい。
全品種ほしい
見れば見るほど、どれもカワイイ。あの子もこの子も欲しくなるが、小さくても命。おいそれと大人賀いするわけにもいかない。金魚ビギナーである僕の手におえるのはせいぜい3匹くらいだろう。
どれを選ぼうか、本当に悩む。
金魚は大まかに、細長くフナに似ている「ワキン型」、ずんぐり体型で尾ひれが長い「リュウキン型」、背びれがなく頭にごつごつしたコブがある「ランチュウ型」の3タイプに分けられる。種類によって丈夫さや性格が異なり、飼いやすさもかなり変わってくるらしい。
丈夫で初心者にも飼いやすいのは「ワキン」や「リュウキン」。3年も育てればかなりのサイズに成長する。
それにしても、ここには傷ひとつない綺麗な金魚が本当に多く、大事に育てられていることが分かる。お店の人にしてみれば、天塩にかけた金魚を売るということはひとり娘を嫁に出すようなものなのかもしれない。
これはますます生半可な気持ちでは飼えない(ここに来るまでわりと生半可な気持ちだった)。