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土曜ワイド工場
 
幻のニホンザリガニを探し出せ
舞台は北海道です

田んぼや小川に生息する「ザリガニ」。
誰しも一度くらいは見たことがあると思う。僕は九州の片田舎出身なので子供の頃はよくザリガニを捕まえて遊んでいた。

そのザリガニの正式な名前は「アメリカザリガニ」。
名前の通りアメリカ出身のザリガニで赤く大きいのが特長だ。昭和の初期にウシガエルの餌用として来日して、今では全国各地に生息している。

そして今回僕が探すザリガニは「ニホンザリガニ」。
名前の通り日本固有のザリガニで小さくか弱い感じが特長だ。ただそのか弱いというのが問題で、現在は絶滅の危機に瀕している。なかなか見れない幻のザリガニなのだ。

地主 恵亮



ニホンザリガニ探しリベンジ

今回探すニホンザリガニは綺麗な水の流れるところにしか生息しない幻のザリガニ。田んぼだろうがどぶ川だろうが場所にこだわらず生息するアメリカザリガニのようにタフではないのが特長だ。


これはアメリカザリガニ

ニホンザリガニは北海道、秋田、岩手、青森の1道3県にしか生息していない。さらに現在は、開発や水質汚染などでその数は激減し絶滅危惧種に指定されている。どこにでも生息するアメリカザリガニと比べるまでもなくも幻なのだ。


これはアメリカザリガニと僕(2008年に撮影)

2008年頃、僕は何を思ったのか、ひとり東京でザリガニ釣りに精を出していた。そしてだんだん、せっかくならニホンザリガニも見てみたいと思うようになった。本で見たニホンザリガニが宝石のように美しかったというのもある。


で、自腹で北海道に探しに行った(ずっとニホンザリガニを探していて観光地には全くいけなかった)

ニホンザリガニに興味を持った僕は3年前にニホンザリガニを探しに北海道に行った。しかし残念ながら見つけることはできなかった。身を持って幻を体験したわけだ。

しかし諦めることはできず、生でニホンザリガニが見たいという気持ちは日に日に成長する赤ん坊のように大きくなった。今ではその気持ちは三歳となり第1次反抗期を迎えている。

その結果、僕は再び北海道へと旅立ったのだ。


ニホンザリガニ探しリベンジに出発!

北海道でニホンザリガニを探す

ニホンザリガニに出会える可能性がもっとも高いのは北海道。 かつては僕らがいまアメリカザリガニを捕まえるような勢いで、ニホンザリガニを捕まえることができたらしい。大正天皇はニホンザリガニが好物だったようで、支笏湖のニホンザリガニが毎年送られていたりもしたようだ。


札幌で探します

現在の支笏湖ではほとんどニホンザリガニを見ることはできない。さて広い北海道のどこで探そうかと迷っていたら、札幌にいるらしいという話を聞いた。他に情報もなかったので素直に札幌で探すことにした。ちなみに3年前の時も札幌で探している(見つからなかったけど)。


ということで、ニホンザリガニ探し一日目開始!

藻岩山を攻める

ニホンザリガニは「おい、このホテルのトイレ全然水量ね〜ぞ」くらいしか水が流れていないような沢に生息していることが多い。そんな沢を求めてまずは藻岩山を訪れた。札幌の市街地からも見える立派な山だ。


地図をみたら頂上まで意外と距離があった

やっぱりキツい

運動不足にはキツい藻岩山。
しかも沢が見当たらない。僕の見つけ方が悪いのかもしれない。こんなことなら普段からブルーベリーを食べておけばよかった。目がよければもっと遠くまでクリアに見えただろうから。


沢どころではないキツさ

途中からはキツくて沢どころではなく頂上を目指すことに重きが置かれた。いま思えば頂上を目指すのではなく藻岩山をくまなく歩けばよかったのだけれど、この時の僕は当たり前のように頂上を目指していた。それはもう登山だ。


結局何も見つからずに頂上へ

そして下山

あきらめない気持ち >
 

 
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