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コラボ企画
 
四人工藤、故郷に帰る

太田焼きそばでヤケド寸前

実家にも寄れたし、もうお昼だし、何か太田の名物でも食べていこうか。太田といえば近年は「焼きそば」ということになっている。そう言われ始めた当初、県民からしたら「太田が?焼きそば?」という印象だったが、横手と富士宮とで「三国同麺」(本当にこう言ってる)を結成、PRに成功し、すっかり焼きそばの街である。

駅の観光案内所でもらえる焼きそばマップを吟味し、人気店という「峯岸大和屋」へ向かう。

行きたいスポット同士の距離が離れているので、移動は本物の車だ。四人工藤で炎天下歩いたらバッテリー上がってしまう。


店前の駐車場にはひっきりなしに車が出入りしていた。
手前のショーケースに和菓子を並べ、奥では焼きそばを焼く。

こういうメニューがまたそそる。
「NHKのど自慢」の似合う、お昼の店内。

テイクアウトだけかと思ったが、ショーケースの奥にテーブルが4つほどあり、何グループかが焼きそばを食べていた。食事メニューは焼きそば1種類と、トコロ天のみ。メニューの少ない店はやたらおいしそうに見える。

焼きそばは特大から小まで4サイズあったが、今日これからの食べ歩きを考慮し、小230円を人数分購入。いったん店外へ。レガシィかかえて、うろうろと空き地を探す。


東武線の高架下で展開。
脇のフェンスに、エンブレムが置いてあった!恐るべし、スバルの街太田。

あらためて、お店へと向かう。なぜ皆いい笑顔なのか。
焼きそばにものすごく興味ある人たちみたいだ。

これが太田焼きそばか!四角い太麺。

あち!あち!人数分がまとめられた新聞紙の包みは、持つとヤケドしそうに熱い。レガシィにはまった皆が手を出したとき、熱さでちょっとした騒ぎになったのを思い出す。あち!あち!

こうしてしょうもない思い出が増えていく。

ドライブスルーよろしく、暑いさなかに熱い焼きそばをいただこう。


子供の頃の家族旅行がこんなだったら泣く。

このサイトでも、工藤さんが以前太田焼きそばを食べていたし、大塚さんも食べて回っている。この焼きそばはそれらとはまた違う外見だ。ソースはフルーティで多少酸味があり、くどくなくさっぱりした味。四角い麺はかなり太い。

そしてなんといっても量が多い。パックにぎゅうづめ、これで小か。特大とかどうなっちゃうんだ。


日陰でゆっくり食べよう、と焼きそば持って移動。
降りて立食形式で続きを食べる。

地元なのに知らなくてすまん、太田焼きそば。非常においしかった。今でも食べに行ってしまいたいくらいだ。量は多かったけれど、味はあっさり目でそれがまた後をひく。今度は四人じゃなく普通にお店でゆうゆうと食べたい。

それにしても、自分と編集部工藤さんはいいとして、なぜ他の2人の工藤氏はこんなに快く取材に参加してくださるのだろう。こんな謎っぽい取材に。それこそ謎である。撮った写真は皆いい笑顔だし。

さてお腹もいっぱいになったところで、市内の名勝でもドライブすることにしよう。


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