二人のカメラ好きが振り返る今年の記事

安藤：今回は「写真」を切り口にして今年の記事を振り返っていきたいと思います。ゲストはこの方、T・斎藤さんです。

T：よろしくおねがいします。

安藤：斎藤さん、最近カメラ買いましたか？（安藤と斎藤、二人のカメラ好きの会話はたいていこの話から始まる）

T：買ってないです！今わりと満たされているんですよ。あ、でも一脚を買いました。昨日はそれでうれしくて、ホームセンターに買い物に行くのに持って行っちゃいましたよ。カメラは持たずに。

安藤：一脚だけを。

T：ええ。

安藤：そんなハードコア写真好きＴ・斎藤さんを迎えて、写真で振り返る2011年の記事、人気のランキング形式でどうぞ。

T：どうぞ！（一脚を振り回しながら）

安藤：最初から自分の記事で恐縮ですが、これかっこよくないですか。

T：おお、かっこいい。

安藤：でしょう。でもこの記事書いた後に「あれ昔の人の墓だよ」ってメールをいくつもいただきまして。うすうす気づいてはいたんですが、今思い出しても怖いです。

T：やっぱりそうだったんですか。入らなくてよかったですね。でも安藤さん穴すきですよね。前も手を入れたりしてた（穴に手を入れる）。

安藤：怖いのは苦手なんですが狭いところは割りと好きです。

安藤：かっこいい写真、といえば大山さん抜きには語れませんぜ。

来年は鉄骨ガールが来る

T：わー。これは鉄板ですね。いや鉄骨か。

安藤：鉄骨ですね！って来年流行らないですかね。

T：芸人さんの鉄骨ギャグ。

安藤：森ガール、山ガールに続く「鉄骨ガール」っていうのはどうでしょう。工事現場が好きな女の子です。あ、それライターの田村さんか。

安藤：自然もすごいですよ。

安藤：どこの星かと思いました。

T：これは私の記事ですね。これを見つける前に小さめの石に「でけー！」って騒いでたんですが、この石を見たときにはたまげました。

安藤：こういう石でもひっくりかえすとダンゴムシが出てくるんですかね。

T：でかいダンゴムシがいそうですね。余談ですがダンゴムシってカニとかエビの仲間らしいですよ。

安藤：カニからダンゴムシまで。甲殻類、広いです。

T:カニエビも実は使ってない足を含めるとダンゴムシと同じ16本あるそうです。最近ダンゴムシの本を読んだので詳しいですよ。

安藤：使ってない足を隠し持ってるっていいですね。全部使えばもっと効率よく動けそうなのに。

安藤：こんなのはどうでしょう。

浮き出す写真、怖い写真

安藤：2011年はとにかく３Dに沸いた年でした。

T：それはわかるんですが、上の写真が飛び出しているかというと…。

安藤：社会的に、ということだと思います。

T：なるほど、いわゆる「浮いている」と。

安藤：流行ものを素直に使えなかった今年のデイリーでした。林さんの記事でいうとこれもかっこいい。

T：とんでもなく悪い人たちに見える。

安藤：どう見ても訳ありですよ。この手法で撮ればどんな善人もいちころです。

T：でも小堺さんはちっとも悪そうに見えないですよ。

安藤：気づいちゃいましたか。そこに気づくと僕の悪人顔が際立ってきます。

安藤：こういうタイプのかっこよさもありますよ。

T：うお！これは…。

安藤：かっこいい。

T：わからんでもないですが、たとえば女子高生100人に聞いてみたら、はたしてかっこいいという答えが得られるかどうか。

安藤：それは母集団が特殊なんです。おっさん100人に聞いてみてください。20人くらいからは同意を得られるはず。

T:いよいよわかんなくなってきました。

安藤：わかんなくなったところで次は斎藤さんが作ってきてくれたランキング行ってみましょうか。

T：はい、私は「心にしみる写真」で作ってみました。どうぞ！