飲み会に最適な町、バンコク
それにしても少し歩くと美味しそうなお店が次々見つかるのがバンコクのいいところである。大きなレストランはさすがにまだ開いていないが、個人商店の美味しいものレベルがびっくりするくらい高い。
バンコクと日本とでは時差が2時間あるので今は日本では朝の9時頃ということになる。僕らは移動中に朝を向かえて、なぜかさっき二次会を終えたばかりなのだが、同僚たちはその間に帰宅して寝て起きて出勤して仕事始めているわけだ。浦島太郎みたいな話だ。
そういう意味でも二次会、三次会の会場としてバンコクは最適といえる。最初シベリア鉄道で一週間くらいかけてモスクワまで行こうかとも考えたが、そこまでするとさすがに二次会の域を超えてしまうような気がしてやめた。やはりバンコクで正解だった。
08:00(現地時間) バンコク
二次会を終えてフラフラと町を歩いていたら、またいい匂いがしてきた。ちょうどいい、三次会はこのお店にしましょう。
お店によって看板メニュー的なものがわかりやすいのもバンコクのいいところだ。こんがりとグリルされた鶏肉が店頭に吊るされたお店では鶏を頼むべきだし、焼き魚がかご一杯に盛られたお店では魚がうまいに決まっている。
このお店は蒸し鶏をご飯に乗せたタイの代表的な料理「カオマンガイ」が美味しいお店だった。地主さんも喜んでくれたようで一安心である。
三次会まで終えたが、荷物がない(地主さんは手ぶらだし僕も会社帰りにそのまま来ている)ので特にホテルにチェックインする必要もなかった。着いたらご飯をたべてその足で観光に行けるということだ。超便利じゃん。海外旅行は本当に身近になったのだ、と感じた瞬間である。
手ぶらでタイにやってきた地主さんのサバイバル日記はまた次回。
海外は手軽だ
当初のコンセプトどおり、われわれは二次会を海外で行うことに成功した。移動が飛行機なので電車みたいに途中でめげて家に帰ることもなく目的地まで来られるのがよかった。このくらいの勢いで海外旅行ができる時代がついに来たのだ。きっともうすぐ「お昼は韓国に焼肉食べに行こうぜ」みたいな時代が来るだろう。そうなったら次は火星あたりで二次会やりたい。
その後すっかり地元民と化していた地主さん(向かって左端)。旅は人の幅を広げますね。
旅に出たい!と思い立ったらトルノスへ。拍子抜けするくらい手間なくチケットが取れます。