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ゴリラの水曜日
 
「テレビのような顔ハメ」がPhotoshopに採用

機能紹介3 ・リアルなげなわツール

現行のPhotoshopにも入っているなげなわツールもチュートリアルをお願いした。

なげなわツールではなく投げ縄だ。進化なのか退化なのかわからない。疑問の目を感じたのかツールらしい説明もしてくれた。

栃谷「もちろんPhotoshopなのでなげなわツールで範囲選択→切り取りといったことも可能です」

切り抜きたいところをなげなわツールで範囲選択します
そこからコントロールX!(macの場合はオプションX)
REAL版はキー操作が必要ないので「コントロールX」はただの掛け声である。ギャラクティカマグナム!でもラッスンゴレライ!でも構わない。
切り抜き完了です。うまく切り取れてのドヤ顔

一見茶番に見えるチュートリアルだが、上のレイヤー(ゴリラ)を外して下のレイヤーが見えるようになったという点ではPhotoshopのREAL版というコンセプトがわかりやすく具現化していると言える。

下のレイヤーが切ない顔をしていることがわかるのはREAL版ならでは

レイヤーに切ない、など表情があるなんてこれまで考えたこともなかったが、REAL版ではそういうことも見えてくるのだ。

機能紹介4 リアルズームツール・リアルスポット修復ツール

ツールの使い方は続く。続いてはズームツールである。

ツールバーに入ってるのに似てる
手相に良くない線がありますね
スポット修復ツールで
こうしておくといい線になります

絆創膏を貼っておくと手相が良くなるなんて話は聞いたことがないが、しかしこれはREAL版とはいえPhotoshopなのである。人を痩せさせたり、そこにあったクルマを消してしまうことができるソフトだ。それぐらい可能でもおかしくはない。

林「これで線が変わるんですね」栃谷「…………」
栃谷「………」

機能紹介5 リアルスポイトツール&リアルクリエイティブクラウド

いよいよツール紹介も最後である。スポイトツールについては…

栃谷「いろんな使い道があると思いますが、たとえば花粉症の季節に目を洗いたいときにも使えますね。スポイトには生理食塩水を入れます。」

なぜか楽しそうな栃谷氏
だばだばだばー

アドビのオフィスでゴリラの着ぐるみを着て顔に水をたらされる。夢でもそんな不条理な状況はない。今年の不条理オブザイヤーまちがいなしだ。

栃谷氏「クラウドで吸い取っておきます」

クラウドで吸いとる? これまでの投げ縄や消しゴムは見たことがあるものだったが、ここに来て誰も見たことがないものがリアルになって出てきた。

アドビ リアルクリエイティブクラウド!

クラウドが思いのほか小さいのと、顔を拭かれているときにくすぐったくてちょっとエロティックだったのが好印象だった。
これからクリエイティブクラウドを使うときにきっと思い出してしまうだろう。

Photoshop REAL 4月1日10名様限定 無償提供

アドビ社の協力により、このPhotoshop REALを10名様限定で無償提供できることになった。
ただし、4月1日18時〜19時に受け取りに来られる人に限ります。
場所:都内某所(最寄り駅は山手線の駅です)
先着10名様
新しいPhotoshopを手に入れたい方はぜひ以下のフォームから申し込んで欲しい。

PhotoshopREAL応募フォーム

注)
申し込みにAdobeIDは必要ありません。

Thingsの時代である

いまInternet Of Thingsというキーワードが流行している。インターネットはPCやスマホだけにつながっている時代ではなく、テレビやエアコンにつながってコントロールする時代が来たということらしい。
そのとき、Photoshopはどうあるべきか。
それに対するアドビのアンサーがPhotoshop REALであると筆者は理解した。

以上、現場からゴリラがお伝えしました

PhotoshopREALについてはPhotoshop日本公式ブログでも紹介されています。


この記事は2015年4月1日のエイプリルフール企画の記事です。
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