窓拡大 (2008.3.15)
その後近くまで寄ってみて、文章でおっしゃっているものの正体が分かりました。
窓枠がずれているのではなくて、ちゃんとした窓枠の外に"斜めにカットした台座をつけて"奇妙な形に見えるようにしてあるんです。
こちらだとわかりやすいでしょう。向かって左側は窓ガラスと垂直にしてあるのに、右側は斜めにカットしたような板を取り付けてあります。上側と下側も同様にずれて見えるよう工夫してあります。
この原理が分かってから、先ほどの全体写真をもう一度ご覧ください。建物の脇に「もう一枚塀が取り付けてある」のに気づきますでしょ。(2階建てビルと3階建てビルの区切り部分が一番わかりやすいかと思います)
つまり、錯覚を起こさせるためにわざわざ同じような外壁を(20センチほどの間隔で)立てて、その間に斜めにスリットを入れてあるんです。とても手が込んでいます。
ちなみにこの建物ですが。
建物前の看板を見たところ、宗教系のもののようです。中に何があるのかまでは存じません。こういう作り方にしたのもなにがしかの意味合いが込められているのかもしれません。
これ以上は「ちょっと見てきて!」の範疇を超えてしまいそうなので、このくらいでご勘弁ください。
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