（9月）【その1】アースへのトリビュート写真

乙幡です。あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

さて、9月なんですが・・・敬老の日・お月見・防災の日・・・といろいろ考えましたが、お正月のコンテンツということもあり、やや派手に行きたいと思います。

さて手前味噌だが、9月21日が私の誕生日だ。実はひそかな自慢なのだが、アース・ウィンド・アンド・ファイアーの「セプテンバー」という歌に、その9月21日という日付が出てくる。

話は変わるが、「乙幡さんは変な服を持ってますね」とたびたび言われる。はいはい持ってますよ変な服。袖の長いのとか裂けてるのとかね。いつかネタにしてやろう、と考えていたのだが、ここで点と点がつながった！

「そうだ、手持ちの服で、アースっぽいのがあったな！それで清水ミチコさんの芸みたいに、アース全員になりきってみよう！」という、かくも目出度い企画が始まるので御座います。

まずこれらが手持ちの服の中で「アースっぽいもの」である。以前見たセプテンバーのプロモビデオでは、トライバルな服を着ていたというイメージがあるが、うーん、探してみるとそういう類の服は意外に少なかった。そのかわり、自由人っぽいのがいくつかあったのでそれも混ぜてしまえ。

（9月）【その2】アースへの小道具

そして頭はやはり、アフロで決めたい。実際アースの皆様がどんな髪型だったかというと、皆が皆こんなボリューム感あふれるバクレツアフロではなかったと思うが、そこは自分のものを作っていきたい。なのでアースファンの皆さんは、お願いだから怒らないでいただきたい。

出しても使えるモミアゲ付き！が購入のポイントとなった。

そしてサングラスのひとつもあったほうがいいかもな、と、自分の中のアースの枠がどんどん外れていく。

年末バタバタしているときにサングラスひとつ買うのは気が引ける。どうせならいいのを後で買いたいし、そうなるとお金ももったいないなあ、と思い100円ショップへ行ったが、老眼鏡の他にはこれしかなかった。 リフレッシュメガネだ。確かにリフレッシュはさせてくれた。

（9月）【その3】アースへのメーキャップ

さて、そろそろ本番ですのでメイクさん入ってくださいー。

アフロをかぶってみる。もちろん「モミアゲ」を出して使おう。

うーん、微妙なモミアゲ具合。アフロのご様子もなんだか往年の石立鉄男さんみたいだ。ま、まあ大丈夫か。

そしていちおう付けマツゲもがんばってみよう。ダンスやってたころ以来のマツゲ付け、懐かしい。銀線入りというこの目出度さ！

しかし微妙だ。この先どうなるかとても不安だ。いきなり新年から不安を感じて面目ない。

（9月）【その4】アースへの遠き道のり

これからの写真は全て家の中で撮っている。しかもひとりで。三脚も買ってきた。

試し撮り。あ、下がパジャマのままである。そして部屋の中がまた丸見えだ。あー。

でも部屋が狭いので、全身を写すのにとれる距離に限りがある。しかもご丁寧にも、私のカメラは広角撮影にすぐれた逸品だ。いらんものまで写るってもんだ。

これから「タイマーで撮っては」「寄っていって確認」「再撮影」を黙々と繰り返します。

でもあくまで陽気な感じに。使ったことのないギターまでひっぱり出してきた。

（9月）【その5】アースへのあまりにも遠き道のり

何のつもりで買ったか思い出せない服もある。

まあこれはこれで、行くとこ行けばしっくりくるファッションだろうが、こうして今アフロと組み合わせてみると、なんだか林家ペー感があふれてくる。

これはネグリジェではなく、ロングブラウスだ。

タイツとあわせて・・・と思い10年近く前に買ったものだが、今こうしてアフロと組み合わせてみると、なんだかゴミ出しに行く近所の変わったおばちゃんだ。サングラスをかけたらかけたで、ファンシーなマリックみたいだ。

まあ、こんな調子で最後まで行くかと思いますが、どうぞお付き合いください。

（9月）【その6】アース・・・

さあどんどん行ってみよう！
私の「タンスのこやし」ファッションショーのようになってしまい、まことに申し訳ない。

これ買ってからぜんぜん着てない。確かインド製だ。マネキンが着ているのを指名買いした。指名買いするってことは、コーディネートに自信がないことの表れだろう。

私はこれをいつどこで着ようと思っていたのだろうか。「遊牧民族みたい！」とか思って買ったような覚えがある。

さて次は本物のトライバルな衣装だ。

こういう女の人、いるね。

これは昔ミャンマーに行ったとき、採寸してもらって作ったものだ。れっきとした民族衣装、ロンジーである。

でも何もアフロと合わせなくてもいい。

（9月）【その7】アースネタ切れ

実はそろそろネタがつきている。本当はもっとすっとんきょうな服があったはずなのだが、どこへ行ったのやら。

なので、ハンズで買ってきた白いボアをタートルネックセーターに巻いてみる。

なんか解釈間違ってないか私。ドラァグクイーンっぽくしようという力も働いているような。

これはもともとワンピースで、こうやってポンチョのように着るものではないのだが、まあとりあえずしのぐにはいいだろう、と。ちょっとでもごまかそうと、おちょぼ口でおどけてみせている。

ところで、途中からドーラン塗ったり、毎回毎回ネックレスを替えたりしていたのだが、写真じゃよくわからないな。

さあ、では今までの写真を組み合わせて、背景もつけていきましょう。
よく考えたらこんな私の顔ばかりのカレンダーなんて、迷惑なだけなんじゃないか。

（9月）【その8】アー、ススキよススキ枯れススキ

とりあえずトリミングして、あるアースのアルバムジャケットを参考に並べてみた。

どーん。
戸川昌子さんがいっぱいという感じ。

大丈夫だろうか。
こんな浮かれた自分祭りみたいな絵で、果たして誰がオフィスのデスクの上に飾ってくれるんだろう。人に聞かれたらその人はどう答えればいいんだろう。

申し訳ないので9月の風物詩をバックに入れてみようと思う。そう、お月見＝ススキだ。
ちょうど実家に帰るところだったので、赤城山のふもとでススキを探す。

思いっきり、からっ風に吹かれ、かしいでいる。

乾いた青空をバックにススキを撮ったら、頭の中に、昔NHKの「みんなの歌」で岸辺シロー氏が歌ってた、かなしい歌が流れてきた。「あの日の幸せ〜、この日の不幸せ〜」とかいう歌詞だったと記憶している。

このススキを、さきほどのアース勢ぞろい写真に合わせてみたいと思うがどうだろう。

（9月）【その9】アー、スいません。アー、スっきりした。

乙幡です。9月のカレンダーの件ですが・・・

右上に月をイメージし、そこから七色のビームを放射しております。背景にはススキ。もう何がなにやら。

ダッシュ勝平の脳内にはパンティを履いた足が林立していたわけですが、私の脳内は平静を装いつつも実はこんなだと思っていただければ。

すぐ昔の漫画を持ち出して、話をそらそうという魂胆です。

あまりにもライターの顔が出てお見苦しいという方には、人物像をポスタリゼーション処理した画像も用意しました。できればこちらをお使いください。

以上でアースの自家コスプレはおしまいです。お付き合いいただきありがとうございました。わけのわからない月になってしまいもうしわけありません。