そういえば四角い

戸田公園には、ボートコースとして使用されている水たまりがある。まずこれをご覧頂きたい。四角すぎると思われないだろうか。

四角にしてもやりすぎだ

水はどんな形にでも変形するのだから、長く伸びているのは別に問題ないとしても、こんなに四角くなくてもいいはずだ。

池や海は四角くないし、つくるにしても丸っこいほうがかわいい。なぜここまで四角くする必要があるのか？と思うほど、四角いのだ。

何の気なしに四角の角のところを見に行ったら、驚愕の光景を目の当たりにした。

ただでさえ四角なのに、四角いブロックで囲まれていた。やりすぎでは。今は草などが生えて輪郭がぼやけてしまっているが、作られた当時はさぞ四角かっただろう。

さすが四角の発祥と言われているだけある（と言っても諸説あるらしいが）。

四角以外は規制される？

戸田公園には遊具のスペースもあるのだが、そこへ行ってみるとまたびっくりする光景が。

しかし、よく見ると立ち入り禁止になっていた。もちろん四角く囲われている。

ここからは予想でしかないが、「正面に立ってみると四角に見えたブランコも、横から見ると三角形だ」ということに気がついてしまったのではないだろうか。

応急処置として四角く囲われているが、今後撤去されてしまうものと考えられる。

四角の本尊に心を奪われる

さらに公園を歩いていると、なにやら立派なオブジェが。中心には横から見ると四角いモノが設置されており、その台座はやっぱり四角。それも菱型…こういう四角もあるのか、と思わせる作りになっている。

四角文明の神を祀っていたのだろうか。いわば戸田公園の本尊？

「本尊」を見ていてるといろいろな考えが沸き上がってきた。

戸田という文字もかなり四角い。特に「田」。やっぱり戸田は四角の起源と言ってもよさそうだ。ミッシングリンクがどんどんつながっていくようだ。

想像はどんどん広がっていく。「トダ」の語源が「トーラ」、つまり旧約聖書の最初の五書だとすると…いや、それは考え過ぎか。