まずは簡単にゴマの紹介。ゴマとは、そのまんまですがゴマ科の植物。1m〜2mの高さまで成長し、夏には左の写真のように鐘状の白くかわいい花を咲かせるそうです。さて早速本題へ。
話を伺ってみると、花の下に出来たプチプチとした莢(さや)の中にきれいに並んで入っているのがゴマ。ゴマは種子だったんですね。毎年、8月の中旬(収穫時期は産地によります)になるとゴマの収穫が行われているそうです。あまり熟すと莢がはじけてこぼれ落ちてしまうので、熟す前に刈取り。余談ですが、あの有名な物語『アラビアンナイト』の中で唱えられる呪文“ひらけごま”は、このゴマがはじける様子に由来するとも言われています。
収穫したゴマは、乾燥や加熱などの手を加えて食卓に並ぶゴマへと姿を変えていくそうです。
知ってるようで知らないゴマの本性。一言でまとめると、ゴマとはゴマというゴマ科の植物の種子。なんかゴマばっかりだが、ゴマと連呼して文章を“ごまかし”ている気もする。
(木南広明)