開かずの踏み切りとか、信号とか それ系のものっていろいろあると思う。
で、今回はほんとにあっという間に赤になってしまう開かずの信号があったので紹介したい。
(T・斎藤)
開かずの信号
なかなか青にならない上に、あっという間に赤になる。
テレビだったら、困ってる人のインタビューとか驚くレポーターの顔とかを入れてさんざんじらしてから出すのだろうが、ネットなのでいきなり見せてしまおう。
どうだろう? この短さ。 青になってから赤に変わるまで、10秒もない。
しかも、次また青になるまでに異様に待たされる。
なんでこんなことになっているのか?
場所は、長崎市は馬町の交差点。 下は看板にあった図だが、これを見るとよくわかるように、ここは変則な5差路になっている。
ここ、私は車でも歩きでも何百回と通ったことがある交差点だ。いや、百じゃ足りない。何千回と通ったかもしれない。
が、つい最近までここが5差路だと気付かなかった。 他の4つがかなり大きな道なので、問題の信号がある道はまるで石ころ帽子(※)でもかぶっているかのように存在感を消していたのだ。
※ドラえもんに出てくる道具。この帽子をかぶると、まるで道端に落ちてる石のように誰にも意識されなくなる。
周囲の交差点の様子はこんな感じ。 地元の人でないと写真を見てもわかりにくいかもしれないが ・けっこう大きな交差点 ・赤矢印のところは道があるんだかないんだかわかりづらい というのがなんとなく見て取れるかと思う。
というわけで5差路なのだが一本だけ交通量が圧倒的に少ないため、なかなか青にならないし、青になったと思ったら「何があったんだ」という勢いで赤になってしまう。
動画を撮ろうと思ってずっと見ていたら、他の信号が2回ずつ青になって、ようやく1回順番が回って来るということもわかった。
ちゃんと計ってないが、5分くらいは待たされてたと思う。
しかし、その溜まってる車のほとんどがタクシー。 地元の人でもよほど用が無い限り通らない。タクシーは客待ちも兼ねてあえてここに溜まってるようだったので、これはこれでうまく共存できているように見えた。
が、せっかくお客さんを乗せても、8秒くらいの間に脱出するのは大変だ。その様子はちょっと笑ってしまうくらい凄かったので、これまた動画でどうぞ。
これ、素人だったら1台か2台しか抜けられないと思う。
しかも一応どの車も赤になる前に通ってるところがすごい…。
この手の信号は探せば他にもあるみたいだ。 もっと短いところがあったら教えてください。