11月2日に大統領選が行われた。私は選挙権を得て10年以上経ってから去年初めて投票したっていう政治無関心派なので、こういうの苦手。「なんか世の中さわいでるなぁ〜」程度にしか知らない。 でも、日本から来るメールによく「選挙の様子はどうですか?」なんて書かれてるので、日本の人は興味があるんだ〜と思ってちょこっと調べてみた。
(藤井 季美)
■街の様子
どうも、見てると、西と東の海岸沿いで移民の多い地域は思想がリベラルでブッシュが嫌いな人が多い。ここNYは「ブッシュのバーカ!」みたいなグッズを色んなとこでみた。
左から、 「嘘つき」 「まるで岩のよう・・・ただ口が聞けない」 「ブッシュは嘘ついた」
ボロボロな言われ様です。
■ニューヨーカーは政治に熱い?
ではニューヨーカー達は盛り上がってるの?と思って知人数人に聞いてみた。
質問:選挙には注目してる?
『 もちろん関心があるし、絶対投票には行くよ。だいたい ブッシュは嘘つきだし、お金の事ばかり考えてる、石油のために・・イラクをうんぬん・・・・・ケリーに投票するわよ! 』
・・予想はしてたけど急に熱く語りだしてしまった。 やはり自分の国の事だから熱いのは当然だけど。参ったなぁ。どうやって話まとめよう・・。
左のサムは「ブッシュの嘘つき」バッチを着けていたので、こう聞いてみた。 質問:「ブッシュが嫌いなの?」 サム:『嫌いじゃないよ、嫌いではないけど、今、この国は何かがすごく間違っている、じゃあ、その原因はなにかというと・・・・』 コティマ:『だけどさ、その問題はブッシュだけが原因なのではなく、この国の政治家たちが・・・』
あちゃーやはり熱い。私がこんな質問したのは失礼でした。反省。
■投票日が平日の不思議
大統領選は11月の第一月曜日の翌日と200年前から決まってる。だから毎回必ず火曜日。 これってアメリカの人は不思議に思わないのかもしれないけど、私からすると、すごーく不思議。だって絶対仕事が忙しくて抜け出せない人とか居ると思うんだけどなぁ。もちろん投票は朝の6時〜夜の9時まで出来るからなんとか調整は出来るだろうけど、単に平日に投票って面倒だよねぇ。私には納得いかないけど、まあ、投票日になったので、選挙権のある近所の友人にくっついて投票所まで行くことにした。
ところが・・。 入り口で早くも止められてしまい撮影不可。 友人に私のカメラを渡して撮りに行ってもらうことに。そしたら以下のような写真を撮ってきてくれた。でも、これ撮影して良かったのかなぁ?内心ちょっと不安。でも、ま、いっか。
日本のみなさんにもちこっとは雰囲気が伝わりましたかね。 自分の国じゃ無いところはやはりまだまだ知らない事がいろいろ。とくにこの投票ブース。プリクラ撮る場所みたいだ。もしくは証明書用写真を撮影?。これは大袈裟だろ。何もそんな厳重にしなくても・・・。