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特集


フェティッシュの火曜日
 


きみは僕か?


「耳コピー」とは楽譜を読まずに聴いただけで楽曲を演奏できるようになることである。

だが今回は音楽の話ではない。

そのまま耳をコピーしてみようという話だ。

自分のパーツを作ってみて、いろんな場所に置いたり貼ったりしてみる。そこにどことなく僕の雰囲気が出ないかどうか確かめ、自分のアイデンティティを見つめなおしたい。(林 雄司


いきなり実践例をご覧ください

なぜ耳をコピーするのか。そこにどんな意味があるのか。そう疑問に思われてもしかたない。

それに対する答えがこれである。

生活のなかに耳があるだけで異界への入口がぽっかり開くのだ。耳はあちこちにあってはいけないと強く思う。意味はないが違和感があればじゅうぶんだ。


ラーメンセット。
よく見ると餃子のひとつが耳。
マウスと間違えて耳を掴む。
パーテーションに耳あり。向こうの席の人は会話をよく聞いているものだ、の意。
耳つき液晶ディスプレイ。
電話しながら見える耳。僕はなにで聴いているのか。

さて、耳コピーへの興味を持っていただいたところで、具体的な制作過程の説明に入っていこう。

料理の本だってグラビアにできあがり写真が並んでいるではないか、今回の構成はそれを意識したのだ。まず興味を持ってもらって、具体的な話に入る。

逆効果になっていないことを願う。



 

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