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はっけんの水曜日
 
きもだめしするけど、だれも来ない…

きもだめしはこちらです。

 蒸し暑い夏の夜、過ごしづらいですな。そういうときに体の内側からヒンヤリしようとする夏の風物詩、きもだめし。

 僕が所属する関東国際大学学内サークル「ジョイナス」できもだめし大会を企画してみました。もちろん僕はお化けの格好をする側です。

 頑張ってみんなをおどろかしちゃうぞ!

(text by 藤原 浩一

コース紹介

 終電も過ぎ、明かりも消えようとしているJR埼京線はとある駅。関東国際大学のサークル「ジョイナス」納涼きもだめし大会はここから始まる。

 新入生歓迎会のときもそうだったが(参照)、今回も看板を作ってみた。


血もサラサラですね

 「きもだめしだから血文字だな」と思っていたら、ついうっかりサークル名を血文字にしてしまった。「きもだめし大会」のほうを血文字っぽくしたほうがよかったかもしれない。ジョイナスは血とは無縁な楽しいサークルです。

 そんな感じでスタート地点には僕が立っているのだが、きもだめしに参加する人たちはここを出発してボートコースへと向かってもらう。


明かりが少なくて暗い道

 水辺には霊的なものが引き寄せられるらしい。

 このボートコースにまつわる逸話としてこんなものがある。高校のときボート部に所属していた僕の友人がここで練習していたとき、水の中に邪魔なものを見つけたそうだ。とりあえず引き上げてみると、なんとそれは老人の亡骸だったのだ。散歩中に誤って足を踏み外して転落してしまったであろうその老人の霊が、今でもあたりを徘徊しているとか・・・。

 おそろしい。

 高校のときボート部に所属していた友達なんて僕にはいないのに、どうしてこんな話を知っているのだろうか。おそろしい。

 続いて参加者にはボートコースの横を通ってスロープを登ってもらう。


暗闇に伸びてゆくスロープ

 そのスロープの途中には怪しげなノートが放置してある。無視せずに拾ってみよう。


あれは
怪しげな

ノートですね。拾いましょう。

 ノートを拾って中を開いてみると、暗がりで見にくいが赤いペンでこんな風に書いてある。


ノートが命令しています。

 やはり無視せずに指示に従ってみよう。きもだめしやお化け屋敷の企画者が一番怖いのは指示に従わない乱暴者である。後の人を考えて素直に従いましょう。・・・なんて冷静だったらきもだめしとしては失敗か。

 で、

 指示のとおり

 後ろを見ると…

 そこには!!


ををををを・・・

 

 

 

 


 

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