何の伏線もなく「アリ地獄」である。 声に出して言ってみて欲しい。「ありじごくのぬいぐるみ」。ほら、何のことかわからないだろう。
ぬいぐるみの題材選びは、いつも悩むところである。なんでもぬいぐるみにすればいいってものじゃ、なくはないのだろうが、それだと取っ掛かりがなさすぎて取り留めがない。
人々の心のスキを突くようなもの、前回の「パンはさむアレ」みたいに他の用途を見出せるようなもの、などを今回は目指したいと思っている。
で、アリ地獄。いきなり逸脱か。
いわばジオラマ自体をぬいぐるみにしている。すり鉢状の巣から顔を覗かせアリの行列を待ち構えているアリジゴク(ウスバカゲロウの幼虫)は、実は中に何十匹もいて、ティッシュのようにあとからあとから引き出せる(と想定している)。あとからあとから、取っても取ってもアリジゴク。
このことから、ティッシュケースに応用できるかもしれない。
【材料提供:オカダヤ(URL:https://www.okadaya.co.jp/)】 ( 2008/03/13 02:40:00 )
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