最近、このように非常階段を格子で覆うビルが多くなった気がする。 外階段を観察するのが好きな身からすると非常に残念なことであるが、 今ではこのような非常階段が主流になりつつあるようだ。
しかし、なぜまた非常階段を格子で覆うのだろう。 転落事故防止のためならまだ良いが、外観のためとかいうのであれば問題だ。
格子で覆うということは、それはつまり階段を外の人には見せたくないという意思の表れであろう。 デザイナは非常階段を隠すべき存在として扱っていることになる。 本当は非常階段なんかつけたくないのだけれど、法律で定められているから仕方なくつけた。 でもやっぱりデザイン的にイヤなので格子で隠してみました、みたいな。
酷い。あんまりだ。 避難階段、良いじゃないか。結構なものじゃないか。なぜそれを隠すんだ。 しかし、そういう格子階段のビルが増えているのは紛れも無い事実。 う〜ん、外階段鑑賞の未来は暗い……か。 ( 2008/09/24 16:00:00 )
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