僕の出身地は千葉県、南房総の小湊という町だ。今は鴨川市と合併して鴨川市の一部になった。実家の近くには開戸川という川があり、だけど地元の人はみんな「どんどん川」と呼んでいた。子供の頃の僕らはよくどんどん川に出かけ、ヤゴや川エビを捕まえたり、川の中に石を積んでダムを作ったりして遊んだ。
調べてみると、日本中の田舎に「どんどん川」と呼ばれる川があることに気がついた。「どんどん」とはなんなのだろうか。「どんどん水が流れる」からなのだろうか。それともなにか意味があるんだろうか。誰か知ってたら教えて下さい。
どんどん川に掛かる橋はただの鉄の板で出来ていて、膝くらいの高さの低い柵が付いている。子供の頃は低いと思わなかった柵が、無意味に思えるくらい低くて、幅も想像以上に狭く感じた。下流の土手の上を外房線特急わかしおが駆け抜けていった。
次回は山の橋初級編その2を紹介します。 ( 2009/11/16 21:16:00 )
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