2、3年前の1月に沖縄に行った。年末に新橋の居酒屋で飲んでいたら、隣の席に座っていた人が旅行代理店の人で、仲良くなり安くチケットを取ってくれるというので沖縄に行くことになったのだ。

沖縄に行ったのはその時が初めてで、1月と言うのに半袖で過ごせることに驚いた。いつも通りの一人旅なので、特に予定を決めず適当に沖縄を10日間ほどぶらぶらしていた。

そして、ぶらぶらと行く先々で修学旅行の高校生に声をかけられた。「○○はどこですか？」のように。道を聞かれるのだ。どうやら僕は地元の人に見えるらしい。僕も沖縄初心者なのでもちろん答えることができない。

沖縄に行った初日に古本屋で沖縄のガイドブックを探していたら店主に不思議な顔をされた。「沖縄の人じゃないの？」と確認までされていたからうすうす気が付いていた。僕の顔は沖縄っぽらしいのだ。そういえば大学時代はホーチミンのタクシーの運転手に似ているとも言われた。またかなり後になって知人と話していたら「地主さんの顔は沖縄みたいですよね」とも言われた。

僕はそれを喜ばしく思う。さらには、道を聞いてくる修学旅行の高校生は、多くの場合は女子高生で、この顔に生んでくれた両親に感謝した。彼女達は沖縄の日差し以上にキラキラしていて、彼女達に道を聞かれると、僕はなにか人生の楽園のようなものを感じた。沖縄は素晴らしいと思った。

さて、股割りだけれど、こちらももともと体がタコみたいに柔らかく生まれてこれればよかったのだけれど、僕の体はとても硬いようだ。柔らくなりたいと願いながら、本日も股割りに励んだ。 ( 2010/01/26 21:00:00 )