「アメリカンソース」。ずいぶんざっくりした商品名である。
ハンバーガーやポテトチップにどばどばかけてがぶがぶ食べる、みたいな様子を字面から想像してしまうのだがそういう雑なものではないらしい。
パッケージには「甲殻類、香味野菜、トマト等から丹念に時間をかけて作られている濃厚でコクのあるソースです」とある。値段も1缶で600円を超えるなど、むしろ食品のジャンルとしてはかなりガチな部類に入るもののようだ。
さて、しかし「アメリカンソース」だ。なんだろうこの名前。
「ブルガリアヨーグルト」(開発にその地域が関係していることによる商品名)のようなことなのか、それとも「台湾ラーメン」(出身者が考案した商品であることから出身者の故郷の名前がついたメニュー)、それとも「富士宮焼きそば」(一般のものとは一風変わったところから、地名付きで呼ばれる)のようなことなのか。
|