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2015年05月22日号
ハッピーターン砂絵・プードルケーキ

こんにちは。来週からデイリーポータルZ ライター改造講座が始まります。懇親会なしのストイックなものにしようと思ってますが、飲み屋で「文章書ってのはな〜あパンツ脱ぐ覚悟がないとできないんだよ。ウイー」とくだをまくハードな懇親会つきになるかもしれません。



ハッピーターンの粉で砂絵を描く

作品画像

[作品名]ハッピーターンの粉で砂絵を描く
[投稿者]江坂大樹さん (大学生の自由研究
[コメント]ハッピーターンには粉がたくさんついていて、これで砂絵を描けそうだと言ったら、友人に「やれ」といわれたのでやってみました。



「やれ」といわれなければたぶんやりませんでした。


#write($writerdata 'catalog_title') 古賀及子 のコメント

ハッピーターン的なおなじみのお菓子を題材にする記事はネットでよくあって(デイリーポータルZでも2007年に小野さんがハッピーターンの粉をあつめていました(こちら)、もはや新奇性を出すのがかなり難しくなっているのですが面白かったです。

「砂絵を描こう」という謎の方向性がいいんですよね。ただ、結局砂絵は描かずに文字を書くという方向に切り替わっているのでこれは最初からタイトルも「ハッピーターンの粉で字を書く」にして砂絵については触れなくてもよかったんじゃないかなと思います。いい出した本人が「あ〜やめやめ」と放り出すと、読者は「お前がさきに言い出したのになんだよもー」って突き放された気分になっちゃうんですよね。文字のくだりがすごくおもしろかったので、もったいないかなと思った次第です。

あとは家から出てない記事は無理にでも外に出たほうが発見が多いです。デイリーポータルZではこういう部屋で完結しそうな記事はむりに公園や河原で撮影して無駄な知見を得るなどしております。おすすめです(風でいろいろ吹き飛ばされるけど)。




憧れのプードルケーキ

作品画像

[作品名]憧れのプードルケーキ
[投稿者]たかはしゆかさん (yukatta-yokatta
[コメント]プードルケーキが有名な、神田神保町の柏水堂さんが閉店してしまいました。

ずっと行きたいと思っていたのですが、行けずじまいだったので、憧れのプードルケーキを見よう見まねで作ってみました。


#write($writerdata 'catalog_title') 林雄司 のコメント

写真で見たプードルケーキとはちょっと違いますが、むしろこっちのほうが動物の毛っぽい感じがあってリアルですね。

そしてなによりあいだに挟まっているエピソードがいいです。
「大人になった今でも冷たい有塩バターをちょっとずつ削って食べる」「じゃあこれでいいのか?いいのか。」「本物のプードルケーキとは全く違う犬種になりましたが」などいい意味でラフに書けていると思います。
その流れで「作品名:豆腐」なんて作るものまでラフになっていてスピード感ありました。

デイリーの記事では工作や料理の結果よりもそこでライターが思ったことのほうを重視しています。それが面白ければ工作・料理がうまくいってなくても構いません。むしろ結果の文章を面白くするなら失敗していたほうが書くことたくさんあるんですよね。なので今回のプードルケーキは最高だと思います。




連想の旅 / 糸満、与那原で那覇バスターミナルの名残を惜しむ

作品画像

[作品名]連想の旅 / 糸満、与那原で那覇バスターミナルの名残を惜しむ
[投稿者]M田信次郎さん (アーキペラゴを探して
[コメント]月末から解体される那覇バスターミナル。那覇から少し離れた糸満と与那原でDPZっぽく名残を惜しんでみました。


#write($writerdata 'catalog_title') 安藤昌教 のコメント

解体される沖縄那覇のバスターミナルを懐かしむ記事。前回のエントリーと続けて読むとしっくりきます。

那覇バスターミナルの良かったところ

前編あっての今回の記事という位置づけなのだと思いますが、バスターミナルを名残惜しく眺めていて飛行機を逃した、という書き出しがすごく印象的でした。このブロックのテキストだけで記事全体の雰囲気とライター像が見えます。

デイリーの記事はライターが取材したものを噛み砕いて組み立てなおして読者にわかりやすく伝える、というプロセスを踏んでいるものがやはり面白いなと思っています。そういう意味でもライターの表情が読者に伝わるとより内容に共感を得られやすいですし、顔を出さない場合にはこうやって冒頭で雰囲気を持たせるのは大切だと思います。

ところどころ文学的な言い回しが出てくるんですが、鼻につく感じではなく記事に厚みを持たせているように思いました。ただ、あまり頻出させるとそこで文章のリズムが崩れてしまい、せっかくの内容が入ってこなくなるので注意が必要ですね。それから「連想」という言葉をキーワードとして使っていますが、これで少し読者との壁を作ってしまったかなという印象がありました。自分の言葉で書くことは大切ですが、あくまでも客観的な視点の積み重ねで主観的な部分を表現していくようにすると読みやすくなりますよ。

与那原駅舎のおじいの復元、いいですね。




おわりに

さて今週のTIPSですが。

「滑った記事はなかったことになる」

これはLINEの谷口さんが言ってました。あたった記事はRTされまくって広まっていきますが、滑った記事は面白くないからRTされず広まりません。人の目に触れないんですね。つまりなかったことになります。
僕もたまに楽天風に書いたカフカの変身見ましたよーと言われますがあれもう2年前です。
そのあいだに書いた滑った記事は誰も見ていない。
たとえばこれらです。

バットから角材を彫り出す

偉人生写真を作る

忘れているし、もうなかったも同然です。受けたら広がるし、そうでなかったらなかったことになる。ネットってすばらしいですね。
滑ったらなかったことになるのだから気軽に記事を書いていきましょうよ。



 

 
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