林雄司 のコメント

これはおもしろい。おもいしろいのだけど大手をふって紹介できない感じはありますね。
家に趣味が出るという点も発見だと思います。

照れ隠しもあると思うのですが、こんなことやってる自分怪しい、という感じはあんまり出さないほうがいいと思います。
よくある表現だし、なんとなく言い訳を読まされている感じになっちゃうんですよね（そのなかにどかーんと笑わせるエピソードがあればあってもいいのですが）。それよりもこんな発見があったという情報なり興奮を中心に書いたほうがいいと思います。書き方難しいですが、そこを膨らますと研究っぽさが出ると思います。
世のなかには愚痴を面白く書ける人っているんですけど、あれはどうやったら書けるんでしょうね。僕も研究したいです。

古賀及子 のコメント

やってることはばかなのに異常なまでに詩的。ふるえ上がりました。

センスがいいですよね。ゆっくりするためのセットの飲み物がビールでもコーヒーでも紅茶でもない、温めた麦茶というところでこの記事は決まったなと思わされました。書き手が文章の主導権を握る瞬間というのがあると思うのですが、まさにそれが温めた麦茶だったと思います。

感想がいちいち気がきいていてこ憎いです。こ憎すぎるんじゃないかと思ったところで

>（中二病って、こういうことなのでしょうか。書いていてとても気持ちがいいです。）

という一文が出てきてああもう好きにしなさいとあとはもう私も静かに楽しみました。

こういう企画なので仕方ないのですが、終始自宅なので派手さ、インパクトはどうしてもないですよね。じゃあどう派手にして、もう少し手ごたえを足すのかなというとライター小野さんの「布団で睡眠エブリウェア」のような展開が考えられるのかなと思いますが、せっかく自宅でのくだりが静かなのでもっとテンションを押さえて何か外でできることがないか考えてみるのもいいかもしれません。

階段の踊り場とかマンションのボイラー室とかでしょうか。それカップルがいちゃいちゃする場所ですね。

安藤昌教 のコメント

そういえば最近よくお台場で自転車乗ってる人見かけるなと思っていたんですが（かつては大型トラックか改造車ばかりだった気がする）、こういう仕組みだったんですね。謎がとけました。

自転車は取材にちょうどいいと思うんです。車で行くと停めるところをいちいち探さないといけないし、歩いて行くと範囲が狭くなる。タクシー使うと途中で見つけたメロンパン屋さんなんかにすっと寄れないですからね。

レンタサイクルでお台場まで行くっていうこと自体、お台場の立地を知っている人にとってはすごいことだと分かるんですが、自転車ならではの企画軸があればよりよかったですね。立ち漕ぎだけで行く、とか。「立ち漕ぎお台場観光」。ほら、タイトルにバカバカしさがにじみ出てきましたよ。

文章がスリムで読みやすいので、後半にもう一つくらい前半の自転車屋さんの話みたいな「無駄な」エピソードを入れてみてもよかったかもしれないです。情報はほぼタイトルで言い切っちゃってるので（それでいいと思います）、あとは気兼ねなくどうでもいいこと書いてみてください。