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2017年08月11日号
世界コスプレサミット・こっそり堂・足摺海底館

水曜日はめちゃくちゃに暑かったですね!都内は37度になったと聞きました。そんな日にあいにく僕は今度のヘボコンの開場下見に。会場自体は室内ですが、駅から2キロほど歩くんですよね。うわー大変だー、と思いながら新幹線を降り、長野の佐久平に降り立ちました。最初の一呼吸で吸い込んだ息が、高原の空気!完全に避暑地でした。徒歩の道程もさながらハイキングでした。いやー、なんかすいません。

ちなみに次回のヘボコンは9/2、長野の佐久市子ども未来館。プラネタリウム内で開催する宇宙ヘボコンです。出場受付中ですのでぜひどうぞ。

というわけで今週の自由ポータル、うまくいかなかった記事2本をまず紹介します。



【世界コスプレサミット密着記】日本にいながらロシア旅行編

作品画像

[作品名]【世界コスプレサミット密着記】日本にいながらロシア旅行編
[投稿者]ERIKOさん (T3
[コメント]こんにちは。

コスプレサミットでロシア人に密着しようとして全然密着できなかった記録です。



※ひとまず「志望する」にチェックしていますが、将来的な野望程度にご認識ください。二学期になって時間ができたら、やってみたいことがいくつか・・・!


#write($writerdata 'catalog_title') 石川大樹 のコメント

取材してて何一つうまくいかないことってあるんですよね。それが自分のせいのときもあるし、人のせいのときもある。人のせいのときは腕の見せ所ですよね。どうポップに仕上げるか。ただの愚痴なら簡単なんですけどそんなの誰も読みたくないし。
そういう意味ではよくできた記事でした。人を待ちながら満喫した現地の様子を紹介しつつ、来ない人たちのこともうまく笑い話風に仕立てつつ。最後に「昼ごはんやろ」でオチをつけたのも見事でした。
これくらいの長さだとちょっと小見出しつけたりして区切りを入れるのもいいかもしれないですね。あとウラジオストクの写真が2枚続くところ(1枚目は自然な流れですが2枚目は急だったような)や、京都市電が説明なく出てくるところで、あれ、いまどこにいるんだっけ?ってなったので、ほんの一文でも説明あるといいかなと思いました。




アダルトショップ【こっそり堂】に堂々と入る。

作品画像

[作品名]アダルトショップ【こっそり堂】に堂々と入る。
[投稿者]佐藤 裕基さん (【インカのめざめは目覚めない】
[コメント]色々な悩みを持つ人達を僕のブログで勇気付けたい……。今回の記事もそんな気持ちを込めて一生懸命書きました。是非見てください

ごめんなさい 全部嘘です。適当です。


#write($writerdata 'catalog_title') 石川大樹 のコメント

同じくうまくいかなかった系の記事ですが、完全に勢いだけで押し切ってて笑いました。
これ単に「行ったら全部つぶれてた」だとそんなに面白くないんですけど、「堂々と入る」っていう一応の企画を試みつつ、潰れててそれをぜんぜんやれなかった、っていうのがポイントかなと思います。人間が挫折するところの面白さですね。さいごあきらめた後姿をちゃんと写真で押さえてるのもよいです。
これをどう直したらいいというのは特にないのですが(勢いがあるので)、勢いで押せなかったときにどうなるのか、ぜひまた投稿お願いします。




足摺海底館が素晴らし過ぎて、勝手にグッズまで作った話

作品画像

[作品名]足摺海底館が素晴らし過ぎて、勝手にグッズまで作った話
[投稿者]こーだいさん (海底クラブ
[コメント]海岸に不時着した宇宙船のような海底展望館について書きました。海底館を見て感じた感動が、勢い余ってミニチュア海底館を作らせてしまいました。


#write($writerdata 'catalog_title') 石川大樹 のコメント

今日は奮発して(?)3本です。この建物のビジュアル最高ですね!たしかに絶対にグッズがほしくなる形、そして色です。そもそも「海底館」っていう概念が一般的じゃないですからね。そこから惹かれます。
でそんなスポットに遠路(本当に遠路)はるばる行ったレポート、というだけですでに価値アリなのですが、見落としがちな写真展示などもしっかり拾っていて、内容の濃いレポートでした。
工作もかわいくまとまっていてよかったです!




おわりに

失敗したときが腕の見せ所

上でも書きましたが、失敗したときがライターの腕の見せ所ですね。その失敗を面白おかしく書くのか、あるいは挽回する展開で読者をひきつけるのか。僕は斎藤充博さんの工作記事(たいてい失敗する)が好きなのですが、この記事では「開き直る」という大技を使っており圧倒されました。
失敗したときの書き方、まだまだ研究の余地がありそうです。それではまた来週!



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