歩道橋を自転車で下っていて転んだ
西日本 さん
小四の時(25年程前)のこと。平坦な浦安にあっては、この歩道橋は自転車で加速できる貴重なスポットでしたので、通るときはいつも全速力で駆け下りて、スピードとスリルに酔いしれていました。
その日もいつものように順調に加速して下りてきて、トップスピードにのったところで対向自転車に気づきました。慌ててブレーキをかけたものの、ちょうど画像で人が写っている辺りにある段差でバランスを崩し、歩道橋を下りきったところですっ転んで、そのまま数メートル先にある植え込みに突っ込みました。
手足を中心に擦り傷だらけになって(多分泣きながら)うちに帰ると、母が風呂場で傷を洗ってくました。父は血まみれで泣きじゃくる僕を「おう、怪我したのか。良かったじゃないか」と祝福してくれました。父は子供にとって怪我は勲章であるという思想の持ち主でした。
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(投稿日:2009.1.15 03:34)
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