富岡八幡宮の神輿は「超セレブ」仕様
石原たきび 2008.09.22
石原たきび
1970年岐阜生まれ。フリーランスで『R25』および書籍ほか編集。飲み会のカラオケでエレカシを歌うと以降の記憶が飛ぶというジンクスが。隣家のミーちゃん(ネコ)を全力で懐柔中。たき火の会主宰。俳人(見習い)。
東京・江東区にある富岡八幡宮。今年8月に行われた例大祭を見に行ったら、神輿がやたらと豪華でびっくりした。
写真左の一の宮神輿は総重量4.5トンで、屋根には24kgの純金、上部の鳳凰にはそれぞれ胸に7カラット、目に4カラットのダイヤモンドが、冠には2000個あまりのルビーが散りばめられています。
富岡八幡宮にはもともと3基の宮神輿があったそうですが、関東大震災ですべて焼失。
現在の神輿は1991年に佐川急便の佐川清会長(当時)が奉納したもので、あまりに大きくて重いため、ふだん担がれるのはひとまわり小ぶりの二の宮(写真1枚目右)なんだそうです。やはり、トラックのイメージで神輿も作ったんでしょうか。
後日、神社に電話して「盗まれないか心配では?」と聞いてみたところ、「外に出されるのは祭りなどのイベント時のみ。通常は分厚いガラス越しに見学して頂いています。次回のお披露目は「来年8月の御本社祭りかも」とのことでした。
露店では昔ながらのかるめ焼きも健在