先日ご紹介した行徳富士の異名をとる残土。あらためてみてみると、その脇に奇妙な小さい土手のようなものがあるのにお気づきだろうか。上の写真では画面左にずっと伸びているコンクリートの盛り上がりがそれだ。
延々と続いている。高さ1メートル程度だろうか。なんだろうこれは。
どこかに端っこがあるはず、と思ってたどって歩いていくと、色あせた水色の壁に行き当たった。ほほう。
ここでその土手を横断するように道路が走っている。で、銘板があったので見てみると。
「高潮対策」の文字。これは陸閘というものですな。海抜が低い埋め立て地などの臨海部でよく見られるもの。たぶん萩原さんが詳しいと思う。
それはいいんだけど、守っているのが結果的に例の残土の山っていうのはどうなんだ。いや、ぼくは大事にしたいけどね、行徳富士。
あとぼくがためつながめつしていたら、スーツを着た方がやおら銘板を撮影しはじめた。なんだ、流行ってるのか、陸閘。