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2008年08月28日号 テーマ部門「ある冬の日の思い出/ある夏の日の思い出」「さらば、母校」など3本。
ある冬の日の思い出/ある夏の日の思い出
[作品名]ある冬の日の思い出/ある夏の日の思い出 [投稿者]たち☆くらみさん (それにつけてもおやつはきのこ) [コメント]冬の日と夏の日の日記をパラレルワールドみたいな感じで書いて、ほんとは一体どの季節なのかを分からないようにし、読者を混乱させようとしてみました。
のコメント
「おお、そうきたか」という作品。野暮を承知で解説を加えれば「冬の思い出は自分以外が薄着」「夏の思い出は自分が厚着」となります。見方によって立方体の奥行きが変わって見える視覚マジックのようなかんじ。動画の効果音も芸が細かい。「私、ヘンなことしてます」感一切なしでやりきっているところがかっこいいですね。
林雄司 のコメント
僕も似たような企画をやったことがありますが、本気で体重が5キロ減りました。そして翌日謎の発熱(しかも急に治った)。さて作品ですが同じ写真で別構成で見せるのはありですね。なるほどと思いました。せっかくなので写真はもっと大きくした方がいいかも。※たち☆くらみさんは現在300万ポイントです
さらば、母校
[作品名]さらば、母校 [投稿者]101ヨウスケさん (101号室) [コメント]母校が取り壊される前に掃除をしよう! そういう企画に参加してきました。
取り壊されるのは新潟県立三条高校、通称「三高」。12時18分で止まった時計が切ないです。放送室のドアに鳥肌実のポスター、ロッカーの中のプリント類、部室にもんじゃ焼きのヘラ。登場する小道具もことごとく面白い。最後のまとめ文にもしんみり。母校とのお別れ。ザ・夏の思い出、ですね。
まったく縁もゆかりもない学校なのに、しみじみ感じるこの感覚はなんだろうと思いました。単なる歳のせいかもしれません。誰にでも経験があることは個人的な記憶でも一般性を持つんだなあとあらためて気付きました。載っている写真が匂いが想像できる写真ばかりで楽しめました。※101ヨウスケさんは現在400万ポイントです
青春18きっぷで行く旅、ビート板を持って船に乗り込む
[作品名]青春18きっぷで行く旅、ビート板を持って船に乗り込む [投稿者]かずゆきさん (わんこら日記) [コメント]青春18きっぷで友達と旅行する時に、船に乗ると言ったら母にビート板を持たされました。船でビート板は役に立ったのかどうか見てください。
体裁は全3日の四国旅行記ですが、ところどころに挿入される数学やら物理やらの難解な問答が妙にハマる。『博士の愛した数式』を思い出しました。リズム感のある独特な文章ですね。見どころは最後にちょっとだけ再登場するビート板。そして、友への賛辞でセンチメンタルに締められます。
変わったブログですね。「JR 宇野駅を出ると、海が広がります。あんま広がってませんが。」みたいな慣用句に突っ込んでいるのが面白かったです。「海よりも深い」とか聞くと、潜ったことあるのかよって突っ込みたくなりますよね。
最後にまた道場主から