ロマンの木曜日 2014年4月10日

麺食は食卓を完全に包囲している

うどんの食卓へのアプローチが激しすぎる!
うどんの食卓へのアプローチが激しすぎる!
シマダヤという食品メーカーの商品で「流水麺」というものがある。

流水で洗うだけですぐに食べられる麺のシリーズだ。1988年発売の商品だが、その後も脈々と改良が進み2009年以来CM放送も手伝ってまたヒットしているらしい。

でもうどんって、つゆをかけるだけのものがコンビニにも売ってるし、レンジにかければ食べられるチルド商品や冷凍品もあるじゃないか。
1979年東京生まれ、神奈川、埼玉育ち、東京在住。Web制作をしたり小さなバーで主に生ビールを出したりしていたが、流れ流れてデイリーポータルZの編集部員に。趣味はEDMとFX。

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乾いて、生で、冷凍で売られる麺、麺、麺

乾麺があれば冷蔵の生麺があり、すでにゆでてあるチルド麺があって冷凍の麺もある。カップ麺もあるしお惣菜のコーナーに行けばつゆをかけるだけの麺があって、レンジにかけるだけの麺もある。アルミカップに入って直火にかけるものもある。そして冒頭で紹介した洗うだけで食べられるという麺もある。

こういった麺食攻勢の元気いっぱいさに、私は常々圧倒されてきた。

さまざまなる形態、そして方向性。しかし口に入るのは一様に麺である。一貫して麺なのである。

今回はこの麺商品の多様さに感心してみんなでフガフガ言っていこうという企画である。

うどんを例にとって感心してみよう

大型スーパーとコンビニを回り、コンセプトの違ううどんを買い集めた
大型スーパーとコンビニを回り、コンセプトの違ううどんを買い集めた
一口に麺といってもそこからまたうどん、そば、ラーメンという種類の分岐もある。

今回は「うどん」に的を絞って商品の形態ごとに1商品ずつ買い集めてみた。

全部で10商品。すべて違うコンセプトの商品だ。冷凍、冷蔵、常温といった状態が違うので売り場に置かれている場所も違う。

しかしすべてがうどんなのである。

一つの食べ物がこれほどまでに形を変えられるものなのか。

価格帯で住み分けているわけじゃないらしい

各商品の詳細はこれからじっくり紹介するとして、その前にそれぞれのコンセプトの商品について一般的な価格と調理時間をまとめてみた。
軸は調理時間と一般的な商品の価格。色は調理方法を示す。 黄色:ゆで、オレンジ:レンジ、ピンク:熱湯、青:流水、赤:直火、水色:つゆかける
軸は調理時間と一般的な商品の価格。色は調理方法を示す。 黄色:ゆで、オレンジ:レンジ、ピンク:熱湯、青:流水、赤:直火、水色:つゆかける
惣菜系のうどんはあらかじめ具が入っているので高いのは仕方がない。

値段的には惣菜系以外は意外にも1食あたり70円~110円くらいで拮抗していた。価格帯で住み分けているわけではないのだ。

では住み分けは保存期間だろうか。
横の軸を保存期間にかえてみた
横の軸を保存期間にかえてみた
調理時間で拮抗していた「乾麺VS生麺」、「冷凍麺VSチルド麺」は保存期間で差が開いたか。

値段をとるか、保存期間をとるか、美味しさ(これは主観なのでとりあえず置いておくとして)をとるかで細かく細かくうどんが形態別に住み分けているのだということが分かる。

多様性へパッションをぶつけたい

ひととおり理屈は理解しつつ、この「うどん多様すぎだろ!」という叫びは理屈を超えた私のパッションでもある。

ここから先は理屈抜きのパッション重視で各商品を見ていきたい。
たべるぞー、さまざまなるうどん!
たべるぞー、さまざまなるうどん!

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