特集「でかいもの」 2016年3月3日

中国のでかいものを集めてみた

中国はなにかとでかい
中国はなにかとでかい
中国はでかい。国土はでかいし、中国にいると、いつもでかいものばかり見ているような気がする。中国の何がでかいのだろう。考えたことがなかったので、でかさに向き合ってみた。

(この記事はとくべつ企画「でかいもの」シリーズのうちの1本です。)
変なモノ好きで、比較文化にこだわる2人組(1号&2号)旅行ライターユニット。中国の面白可笑しいものばかりを集めて本にした「 中国の変-現代中国路上考現学 」(バジリコ刊)が発売中。

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人工物がでかい

天安門広場のような大きな広場しかり、人民の海がそこらへんでできそうなイメージなのに、それを空間を多いつくさんばかりの人工物のでかさ。
どこの都市でも田舎の中心町でもこんな高層ビルが建てられる。 うーん、でかい!
どこの都市でも田舎の中心町でもこんな高層ビルが建てられる。
うーん、でかい!
中国もデパートからショッピングセンターへ。 でもってどんどんでかいのができている。
中国もデパートからショッピングセンターへ。
でもってどんどんでかいのができている。
ショッピングセンターで天を仰ぐ。 吹き抜けがあるものが多いのだ。
ショッピングセンターで天を仰ぐ。
吹き抜けがあるものが多いのだ。
まず思い浮かぶのが、ビル。高層ビル群がどこでもあってでかいなあと。

どうしても高い建物に目が行ってしまいがちだけど、横にでかい建物というのも相当ある。ドームくらいの広さだろう、いつまで行っても終わりが見えなさそうな建物というのもある。
突拍子もなく脈絡もなくでかい建物が出てくる。
突拍子もなく脈絡もなくでかい建物が出てくる。
でかすぎるヨーロッパ風ニュータウンが中国各地に。 人が入らないときのゴーストタウンの規模もでかい。
でかすぎるヨーロッパ風ニュータウンが中国各地に。
人が入らないときのゴーストタウンの規模もでかい。

交通がでかい

乗換のない地下鉄駅でまれにこんなでかい駅も。
乗換のない地下鉄駅でまれにこんなでかい駅も。
中国版新幹線の駅ともなれば空港か!と思うでかさ。 奥まで延々と乗車を待つ人々の待合室だ。
中国版新幹線の駅ともなれば空港か!と思うでかさ。
奥まで延々と乗車を待つ人々の待合室だ。
もちろん大陸の鉄道は大迫力。古いほうがでかい感じが。 鉄道博物館で下から見るとなおのことでかい。
もちろん大陸の鉄道は大迫力。古いほうがでかい感じが。
鉄道博物館で下から見るとなおのことでかい。

広告がでかい

キャパがでかけりゃ広告もでかい。遠くにいる人でも誰でも見れるようにするためか、全体的に日本より広告がでかい。日本の広告はちまちましていると言われても仕方ないくらいでかい。
遠くからチラ見してもわかるくらいでかい。 ど近眼の人が眼鏡外しても見えるくらいでかい。
遠くからチラ見してもわかるくらいでかい。
ど近眼の人が眼鏡外しても見えるくらいでかい。
ハイテク広告もでかい。 そして出る青画面のエラー画面もスケール(実測)がでかい。
ハイテク広告もでかい。
そして出る青画面のエラー画面もスケール(実測)がでかい。
これだけでかいとエラー画面もでかくて潔(いさぎよ)い。
これだけでかいとエラー画面もでかくて潔(いさぎよ)い。
これだけでかい広告が多いと趣向を凝らしたものも出てくる。
これだけでかい広告が多いと趣向を凝らしたものも出てくる。
変な日本語もでかくて威風堂々。
変な日本語もでかくて威風堂々。

中国だからでかい

あらゆる場所で、無数の人民を受け入れるからこそ、それだけ人工物はでかいのかもしれない、と思った。

でも思えば、10億の人口のインドで、歴史遺産以外で特別大きいものは見たことがない。

そういえば、今の中国の政府庁舎はどれもめちゃめちゃでかい。万里の長城もどうしようもなく長いし、兵馬俑もでかい。でかいのが好きなのは伝統なのだろう。

うん、中国だからでかい、ということにしよう。
役所は広場まででかい
役所は広場まででかい
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