特集 2016年6月4日

5月の記事ベスト5&「大きな組織恐怖症」

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こんにちは、編集部 石川です。6月になりました!梅雨ですわ梅雨。6月だー!梅雨だぞー!!!と毎年身構えるのですが、意外にすぐは来ないんですよね。むしろ7月のほうが梅雨期間が長いときすらあります。
…等と考えていたら、月曜の増田さんの記事に「来週には梅雨入りの可能性が出てくる」と書いてありました。やっぱ梅雨だー!梅雨だぞー!!!

そういうわけで雨の予感に打たれながら、まだ晴れていた5月の記事を思い出してみましょう。次のページからはライターインタビューもあるよ。
インターネットにラブとコメディを振りまく、たのしいよみものサイトです。

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PVランキング

まずはアクセス数ランキングです。新宿の秘境、ロンドンの地下鉄、と首都の話題が2位までを占める中、5位で地方出身者が虎視眈々と上位を狙う構図のランキングとなりました。
新宿の本を書いた同級生とそれぞれが知っている新宿の秘境を紹介しあった。
ロンドンの団地がほんとすごい。騙されたと思ってどうか見てください。
サンドイッチの中身がスカスカだと悲惨である。コンビニのサンドイッチを開いて、中身を調べてみた。
素人料理もプロの料理人に「リカバー」してもらえば少しはおいしくなるんじゃないだろうか
地元では普通だと思ってたことが東京では普通じゃない。上京してはじめて知ったカルチャーショックを教えて下さい。

SNSランキング

続いてSNSのシェア数ランキング。2位までは相変わらず首都が占めていますが、地方出身者に代わって5位に上がってきたのはなんとパンツ。首都対パンツ。ほかのサイトでは見られない、こちらも白熱したランキングです。
新宿の本を書いた同級生とそれぞれが知っている新宿の秘境を紹介しあった。
ロンドンの団地がほんとすごい。騙されたと思ってどうか見てください。
「役に立たない機械を作れ」という課題を出す早稲田大学の建築学科の展示会をみてきた。
サンドイッチの中身がスカスカだと悲惨である。コンビニのサンドイッチを開いて、中身を調べてみた。
一つ問題があるとすれば、パンツは室内でしかかぶれないということだ。外でも堂々とかぶれる様にパンツで帽子をつくってみることにした。
次はライターネッシーあやこさんへのインタビューです。
いったん広告です
チンジャオロースは中華の定番でありながら「豚肉とピーマンの細切り炒め」と丁寧に書かれていることが多い気がする。調べてみた。
橋田:チンジャオロースの表記調査、お疲れ様でした。同行させてもらったんですが、この日ものすごく暑かったんですよね。

ネッシー:暑かったですね。橋田さん、帽子買ってましたですよね…?

橋田:はい!アルタで待ち合わせしたんですが、アルタの地下で買いました。
チンジャオロースがどんな風に表記されているのか調べに中華料理屋さんを巡ったんですが、だいたいの店に回鍋肉とチンジャオロースありましたね。麻婆豆腐のほうが俄然多かったですよね。


ネッシー:ですね。麻婆豆腐は王様で、その脇に回鍋肉とチンジャオロースがあったりなかったり、するみたいな。

橋田:そうそう。水戸黄門的な。

ネッシー:助さん 格さん的な。

橋田:調査する前は、回鍋肉とチンジャオロースは同格と思ってましたが、回鍋肉の方が格上でしたね。
この図衝撃的でした。
この図衝撃的でした。
ネッシー:ですね!あの、店舗数も特に決めないでぼんやりやってたのに、まさかこんなにキリのいい数字がでちゃうなんで、嘘っぽーい!と、自分で調べたのに思っちゃいました……!

橋田:最後に書いてあったことがとても気になっています。
>タケノコが入っていることには全く触れる気配がない名称なのはなぜなんだろうなー。
確かに、タケノコ完全無視ですよね。「豚肉細切りとピーマン炒め」日本語表記でもスルーですし……

ネッシー:タケノコ、あんなに歯ごたえで存在感あるのに、スルーされてて……。かわいそうです、タケノコ!
なんかもう暗黙の了解っぽいかんじになってますが、ほんとうにそれでいいのか?と内心ではふつふつしています。タケノコ!


橋田:そもそもなんですが、ネッシーさんチンジャオロース好きなんですか?お父様は好きだったみたいですが。

ネッシー:いや、調べるまではそうでもなかったです。ピーマンと豚肉とタケノコは好きなんですけど、別に細切りにされてる必要はないんじゃないかなって…思ってました。
でも調べた後の今はわりと好きです。


橋田:そこ?細切りが気になってたんですか。

ネッシー:はい… 自分でつくるとすると、「細切り」ってなるべく避けたい包丁テクなもんで……

橋田:回鍋肉は細切りじゃないですものね。確かに自分でつくるときに細切りは手間ですね。

ネッシー:回鍋肉はざく切りでもどうにかなりそうでいいなあっておもいます。

橋田:チンジャオロースには牛肉と豚肉の両方ある事を知って、ひとつ賢くなったということが嬉しかったです。

ネッシー:この前、クックドゥのパッケージ見てはっとしたんですが
ネッシー:作り方のとこ、牛肉推しなんですよね。

橋田:中華屋のメニュー調べたとき、牛肉の場合は「牛肉のチンジャオロース」って、わざわざ記載してありました。チンジャオロース、奥が深いですね。

ネッシー:牛肉の、「青椒牛肉絲」って言うっぽいですね(うろおぼえ)。でも、バーミヤンも牛肉でやっているし、日本人には牛肉のほうがウケるんじゃないだろうか?みたいな流れがどっかにあったんじゃないかな?って、そんな気がしています!

橋田:ピザ界の気になる一品。「クアトロフォルマッジ」これも随分浸透していて驚きました。

ネッシー:あの、ピザをかっこいい響きで呼ぶ流れが、いつのまにこんなに浸透していたのかと……。ちゃんと名前呼ばないで、指差して頼んでたから気がつかなかったのかもしれないです

橋田:私も今でもうろ覚えで、間違えててもばれないように早口で注文します。
「4つもチーズ使ってて、これ太るだろうなー」ってわかってても食べたくなりますよね。ネッシーさん食べにいってましたが、私も最近食べに行きました。


ネッシー:行ったんですね!! あの、4つも混ざり合っちゃったか!というチーズの畳み掛け、たまりませんですよね……。記事的にそこ、食べなくてもいいような気もしたんですが、食べたい気持ちが押さえきれなくて食べちゃっていました……!

橋田:ところで、ネッシーさんは中国へ旅行してたんですよね?無事に帰国されたようで良かったです。

ネッシー:はい!あ、そういえば。中国でチンジャオロースたのんだら、塩味のがでてきました
橋田:チンジャオロースの追加情報!茶色くなくて、オイスターソース入ってないですね。あ、タケノコも入ってない。

ネッシー:あ、そういえば……!塩味に気をとられてて今気がつきました!あんなにタケノコかわいそうって言っておきながら…すみません、すっかりわたしも失念していました……

橋田:塩味おいしかったですか?アリですかね。日本でも売れば、人気出そうですね。

ネッシー:アリだとおもいます!これ、日本で販売してくれないならもう、自分で勝手につくりたいなという勢いで好きな味です

橋田:ネッシーさん広めてください!

ネッシー:クックパッドに初投稿、これでしてみようか…とおもったら、すみません今見たら「塩チンジャオロース」ですでに22レシピあがっていました!すでに先人がいるようです。でも、22レシピはまだ少ないですよね、広めるのに貢献したいところです……!

橋田:もうすでにある……でも22投稿は少ない方なので、茶色くないチンジャオロースをどんどん広めていってください。
次回の記事は中国ネタなんですよね、楽しみにしていますね。
続きまして、おぎわら遊技場の荻原貴明さんへのインタビューです。
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おぎわらさんのゲームコーナーが帰ってきました!胴上げされて天井を突き破ってしまったカニテング。落とさないようにうまくタップして、どんどん高く飛ばしてください。
石川:ゲームコーナー復活ですが、ちょうど5年あいたんですね
おぎわらさん何してましたか?


おぎわら:この5年ですよね。。なんだろう。引っ越しいっぱいしてたような気がしますね。
やめた時は横浜だったんですけど、そのあと千葉の外房にいって、半年で横浜に戻って、それで少ししてから成田にこしました。


石川:めちゃくちゃ引っ越しましたね。流浪。

おぎわら:その間に事務所も一回借りて、5回ぐらいしかいかずに解約しましたね。トイレとか一度も使ってないまま解約したのに、清掃料金的なやつはばっちりとられましたねぇ。

石川:すごい。Facebook見てたんですが、ずっと家具作ってませんでしたか?

おぎわら:そうですね。日曜大工にはまってしまって。引っ越すと新しい部屋に合わせて作り直したりできるので、ある意味有意義でした。

石川:なるほど、家具が作れるようになると引っ越したくなるんですね…。
ゲームは作ってました?


おぎわら:数年前までは、iPhoneアプリでゲームを何本か作ってましたよ。一攫千金を夢見てたんですけど、全然売れなかったのでやめました。
ロックマンのパロディでギガマンってアプリをリリースしたら、カプコンさんから怒られまして。。それでびびっちゃったてのもあります。


石川:あはは、ギガマン!
海外版がMEGA MANなんですよね、ロックマン。


おぎわら:そうなんです。なので、メガの上のギガにして、太ったロックマン的なキャラを主人公にしたんですが、めちゃ怒られました。

石川:それもうダウンロードできないんですか?

おぎわら:できないですねぇ。怒られメールがカプコンさんから届いた1分後にはAppStoreから自分で削除しました。。そんで、平謝りのメールを送ったらゆるしてもらいました。

石川:ギリギリで賠償金回避。
ちなみにギガマン売れましたか?


おぎわら:そんなに売れてはいなかったんですけど、評判は悪くなかったですよ。
あ、でもそのあと、キャラを忍者に変えて忍者マンってアプリにしてこっそりリリースしました。
それは今でもDLできますよ。主人公が忍者になっている以外はロックマンテイストまんまなんで、また怒られるんじゃないかとちょっとひやひやしてましたが、大丈夫でした。
忍者マン。また問題になると困るので、できるだけ似てない絵を選びました。似てる絵はダウンロードページで。( ここでダウンロードできます )
忍者マン。また問題になると困るので、できるだけ似てない絵を選びました。似てる絵はダウンロードページで。( ここでダウンロードできます
石川:アイコンの走り姿、完全にロックマンだ。

おぎわら:そうですね。ロックマンの絵をよく見ながら描きましたので。

石川:ボス絵とかいろんなところがロックマンですね。
これ許されたわけじゃなくて、発見されてないだけですよ絶対。


おぎわら:そうですね。怒られますね。これは。。

石川:あんまりアピールしないでおきましょう。総集編に載せるけど。

石川:話は変わりますが、復活前のおぎわら遊技場で気に入ってるゲームはありますか?

おぎわら:「ドMゲーム」が気に入ってましたね。ゲームシステムが我ながら斬新だなと。
ドMゲーム。犬に噛まれたりトゲに当たったりして、痛い目にあうとスコアが入る。 体力を回復しつつ、できるだけいろんな種類の痛い目にあうゲーム。→ゲームのページ(PC専用)
ドMゲーム。犬に噛まれたりトゲに当たったりして、痛い目にあうとスコアが入る。 体力を回復しつつ、できるだけいろんな種類の痛い目にあうゲーム。→ゲームのページ(PC専用)
石川:これはやっぱり個人的な体験からの着想ですか?

おぎわら:僕がドMってわけではないですよ!
ダメージを受けると得点になるっていう、普通とは逆の発想が閃いたんだと思います。


石川:ドMのバリエーションに犬が入ってるのが、ドMの人が作ってない感じがしますね。
でもこれほんと秀逸だと思います。得点と残り体力のせめぎあいっていう。ゲーム性が普通に高い。

僕はおぎわらさんの個人的なエピソードが絡むのが好きなので、またぜひやってほしいです。
絡まれるやつとか。
「絡まれた思いで」。ゲームではなく、道で突然酔っぱらいに絡まれるおぎわらさん(実話)を見て、スッキリするFlash。→ゲームのページ(PC専用)
「絡まれた思いで」。ゲームではなく、道で突然酔っぱらいに絡まれるおぎわらさん(実話)を見て、スッキリするFlash。→ゲームのページ(PC専用)
石川:不幸なことがありしだいどんどんゲームにしてください

おぎわら:なんか、複雑な気持ちですが…オッケーですっ!!!!

おぎわら:あ、そういえば! マキシマムザホルモンっていうバンドご存知ですか?

石川:はい、知ってます!

おぎわら:マキシマムザりょうくんっていうメンバーさんが、おぎわら遊技場でよく遊んでくれていたらしくて、去年リリースしたDVDボックス内の映像コンテンツを少し作らせていただきました!

石川:おお、すごい!ぜひ相互交流ということでゲームにもなってほしい。ホルモンをどんどんマキシマムにしていくゲーム。

おぎわら:おお、いいですねっ!でも怒られないかな。。ギガマン以来、大きな組織恐怖症になってしまって…。

石川:一応本人に許可取っときましょうか。連絡してみてもらえます?

おぎわら:あ、連絡先知らないです…。

石川:「ミュージシャンの連絡先しらべゲーム」に変更しましょうか…。

石川:ほかに今後の方向性というか、こういうゲーム作りたいみたいなのありますか?

おぎわら:さっき一覧みてて思ったんですが、やっぱり時事っぽいネタを少し絡めておくといいなと思いました。
数年後に見た時に、なんか懐かしさというか、あーそういえばそんなこともあったよねって思えていいかなぁと。


石川:たしかに。逆にその時事ネタ自体のこと思い出したときにも、ゲームのこと思い出してくれるかもしれないですよね。
思い出に残るというより、便乗する的な。


おぎわら:そうですね便乗ですね。思い出には残らなくていいです。カニテングとか。
記念すべき復活第1作。”あの”カニテングが帰ってきた!→ゲームのページ</a>
記念すべき復活第1作。”あの”カニテングが帰ってきた!→ゲームのページ
石川:カニテングはもうあれですよ。シリーズだから、こっちからプッシュ式で思い出させていくっていう。
忘れたころに新作を出してリマインドさせる。


おぎわら:そうですね。久々の復活ってことでカニテングのゲーム作ったんですけど、友人何人かに見せたら、「で、このキャラなんなの?」って反応で、全然知名度なかったんですよね。なんかすごい恥ずかしいです。

石川:あはは。僕も「待望の復活!」みたいなテンションだったのに!

おぎわら:キャラを知らないから「かえってきた」ってのも全然意味わからないですよね。

石川:5年も前ですから!それはしょうがないですよ!落ち込まないでください!

おぎわら:対談これで大丈夫でしたか?なんか普通の受け答えしかできませんでしたが。

石川:いえいえ、裁判の話とかすごい面白かったです。
裁判なってないけど。


おぎわら:裁判で負けたことにしちゃってもらって結構です!!!!w
5年間服役してたことにしてもらっても!!!


石川:あ、それいいですね。そうしておきます
牢獄でHTML5を学んだことに。
コンピューターのない環境で本だけで。


おぎわら:泣ける…

お知らせと今後の予定

今月は25日に頭の悪いメカ発表会を開催。デイリーから爲房さんと石川、ほか頭の悪いメカを作っている6人が大集結です。IQが高すぎて困っている方はぜひお越しください。

それから阿蘇カラクリ研究所さんと一緒に、熊本チャリティ企画を実施予定。こちらは正式告知まだですが、ものすごいものを販売しますのでご期待ください。

あといくつか進行中の企画がありますがそれはおいおい。さらなる最新情報はTwitterFacebookを御チェックのほどお願い申し上げます。
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