とくべつ企画「○○丼と○○ライス」 2017年3月7日

ウニ欲が満たされる1万円のウニ丼

人にはウニをどうしても食べたいときがあるのだ。
人にはウニをどうしても食べたいときがあるのだ。
ウニを食べたい。そんなときがあるだろう。
もしも、困ってしまうぐらいウニが乗っているウニ丼があればどうだろうか。ぜひ食べてみたい。でも、その前に聞いて欲しいことがある。

※この記事はとくべつ企画「○○丼と○○ライス」の1本です。
1988年神奈川県生まれ。普通の会社員です。運だけで何とか生きてきました。好きな言葉は「半熟卵はトッピングしますか?」です。もちろんトッピングします。

これからどれだけウニを食べたいかを説明します

ウニ。その見た目からは想像できないおいしさを秘めてる食べ物。そして、それはある痛風の人にとっては禁断の食べ物である。

だが、私は全然、痛風ではない。全く関係ない。ときどき足に違和感が出るが、それは疲れているからだし、本当に違う。

そんな禁断の食べ物ほど、魅力的な食べ物はない。お腹いっぱい食べたいのだ。そして、他の人からの「じゃあ行こうよ!」を期待して、以下のメッセージをfacebookに書き込んだ。
どうしてもウニを食べたかったのだと思う。
どうしてもウニを食べたかったのだと思う。
この投稿が夜だった。朝になれば「行きましょう!」のコメントがあふれていることだろうと思っていた。しかし、ふたを開ければ地獄だった。
「バーカ!バーカ!」とシンプルに攻撃してきた。小学生以来で懐かしい気持ちになった。
「バーカ!バーカ!」とシンプルに攻撃してきた。小学生以来で懐かしい気持ちになった。
Facebookは意識が高く、友好的なコメントが多いイメージだった。まさか、身内から思いっきり石を投げられるとは思わなかった。(仲は良いと思っています。)

もう、1人で行こう。とりあえずのウニを食べようと回転すし屋でウニを2貫食べたが、これがウニ欲をさらに増大させることになった。
ウニとウニ。
ウニとウニ。
小腹が空いているときにお菓子を食べるとよりお腹が空いてしまうことがあるだろう。あれと一緒だ。もっとウニを食べたい。たとえ、この身が果てようとも、ウニが飽きるほど食べたい。

そんなタイミングで編集部の安藤さんから「丼ぶり」で記事を書きませんかと誘われた。いつもなら牛丼やカレー丼という選択になるが、今回はウニ丼で行かせて下さいと頼んだ。ウニ丼を食べるのだ。

築地をぶらぶらしてみる

あの伝説のWEBメディアびっくりセールがあった翌日、ライターの西村さんと築地に行った。びっくりセールの懇親会のときに「ウニ丼食べに行くんですよ」と話したら、「俺も行きたい!」と話になり、2人で行くことになったのだ。

西村さんは築地の近くに住んでいるので、家族で来ることが多く、詳しいため色々と紹介してもらった。
まずは築地本願寺に行き、お参りをした。お参りをするオマリー(阪神タイガースにいた選手)。これは思いついて書かずにはいられなかった。
お参りをして、
お参りをして、
行きましょう!
行きましょう!
安全とおいしいウニ丼を食べられることを祈ったあと、どこのウニ丼食べるのかをブラブラしながら決めることにした。
昔、築地に来た時、あまりの混雑に友人と「お腹減ったしここでもいいか」と心が折れて入りそうになった店を見つけた。頑張って入らなかった。
昔、築地に来た時、あまりの混雑に友人と「お腹減ったしここでもいいか」と心が折れて入りそうになった店を見つけた。頑張って入らなかった。
すしざんまいの社長がケンタッキーのカーネルさんみたいにいた。
すしざんまいの社長がケンタッキーのカーネルさんみたいにいた。
西村さんに「一緒に撮った方がいいよ!」と言われて撮ってもらった。撮影されながらも「これは正しいのだろうか」と疑問の声が心でわきあがる。でも、きっと隠れた楽しみ方なのだろう。
これだけ多くの人がにぎわい、陽気な外国の方がいるにもかかわらず、誰もこんなことしていなかったけど。
「昔、燃えちゃって、新しいお店でやってるんだよ」
「昔、燃えちゃって、新しいお店でやってるんだよ」
「この辺りにパスタがおいしいお店があるんだよなー」
「この辺りにパスタがおいしいお店があるんだよなー」
西村さんと築地に来ると、色々なお店を紹介してくれる。「西村まさゆきと行く!築地ツアー」をやってほしい。
白いイチゴを見つけたとき、「白いイチゴか。へぇ、赤いイチゴの2倍の値段するのか。え、2倍!?」と段々と気持ちがびっくりしていった。
白いイチゴを見つけたとき、「白いイチゴか。へぇ、赤いイチゴの2倍の値段するのか。え、2倍!?」と段々と気持ちがびっくりしていった。

ウニを食べたい気持ちが高まる

さすが築地。歩けば何かしらの食べ物屋がある。やはり海鮮丼が多い。
海鮮丼、おいしそうだなー。
海鮮丼、おいしそうだなー。
お腹が減りすぎて、海鮮丼でもいいかなと思い始めてる。
お腹が減りすぎて、海鮮丼でもいいかなと思い始めてる。
海鮮丼もおいしそうだがウニ丼を食べなければ。しばらく歩くと、ウニを単品で売っているお店を見つけた。
微妙に値段が違う。
微妙に値段が違う。
だいたい3,500円だが、なぜ少し値段が違うのだろうか。お店の人に聞いてみると、どうやら鮮度がいいほど値段が高くなるらしい。味はもちろん新鮮な方がおいしいが、安いウニでも十分なおいしさを味わえるそうだ。それでも3,000円はこえてくる。

安いウニはないものか、しばらく探すとあった。
て、手ごろ? きっと手頃だ!
て、手ごろ? きっと手頃だ!
よくミョウバン漬けのウニというのがある。あれは形や色などがそのままになるが、独特の味がついてしまう。
海水と同じ塩分濃度の海水につけておくと、自然な食感や味になるのだという。「安いと思うよ」とお店の人に言われたが、昔、服屋に行って、よさそうな服を見つけたら「1万円するのか!」となったことを思い出した。

もっと手頃なウニを食べたければ、練りウニや他の海鮮食材と一緒にしたあえ物ウニがあるので、そちらを買おう。

合計1万5千円のウニ丼

ウニ丼を提供するお店はいくつかあるが、悩んだ結果、うに虎さんに行くことした。築地に複数あるウニ専門のお店だ。
うに虎さん。
うに虎さん。
このメニュー表、通勤電車の中で見たいな。
このメニュー表、通勤電車の中で見たいな。
お店の中に入ってもテンションが上がりっぱなしだった。
数々のウニ丼メニューに、
数々のウニ丼メニューに、
とてもうれしそう。
とてもうれしそう。
本当にうれしかったのだと思う。あの日、ウニを食べに誘った日に流した涙がウソのようである。生きていてよかった。そんな喜びが失われる問題が起きてしまった。
おっと…。て、手頃だ、手頃じゃない! さすがウニ!!
おっと…。て、手頃だ、手頃じゃない! さすがウニ!!
ウニは高級食材だということを思わされるだけでなく、実際にぶつけてくる。お金を払えるのか。そんな思いを知ってか知らずか、笑顔の男がいた。西村さんである。
満面の笑み。
満面の笑み。
撮影をお願いしたので、お礼にお金を出すのは私である。お忙しい中、手伝って頂いたことには感謝しているし、払うことには納得している。しかし、その値段の高さがすごい。ファミレスでおごるのとではわけがちがう。サイゼリヤに恋しさを覚える値段だ。

話し合いの結果、国産こぼれうに丼(9,590円)を私が、うに食べ比べ丼(6,458円)を西村さんが食べることになった。合計1万5千円。金持ちのランチだ。
うれしさと戸惑いのランチをいただきます。
うれしさと戸惑いのランチをいただきます。

念願のウニを食べる

国産うに食べ比べ丼がやってきた。絶対においしい。
国産うに食べ比べ丼がやってきた。絶対においしい。
西村さんの国産うに食べ比べ丼である。ムラサキウニとバフンウニが乗っている。色が違うのは取れた地域によるものらしい。
ウニと言えば北海道だが、色々な地域で取れる。
ウニと言えば北海道だが、色々な地域で取れる。
日本で取れるウニは中部から南や九州や四国などで取れる「アカウニ」と「ムラサキウニ」北海道と東北地方の北東部で取れる「エゾバフンウニ」、北海道と本州の北部で取れる「キタムラサキウニ」が代表的である。
うに虎さんでは、産地と味によって区分けして提供しているそうだ。今は北海道のウニを提供しているとのこと。
こちらはムラサキウニ。磯の香りが強いのが特徴。
こちらはムラサキウニ。磯の香りが強いのが特徴。
おいしい!
おいしい!
磯の香りが感じられ、その中に濃厚なうま味がある。
バフンウニ。
バフンウニ。
ムラサキウニに比べると、磯の香りが少なく感じられ、甘さと濃厚さが強い。ウニの食べ比べなんてしたことなかったが、違いをはっきりと感じられる。
濃厚~!
濃厚~!
同じバフンウニだが、取れる地域によって、風味が違う。
同じバフンウニだが、取れる地域によって、風味が違う。
おいしさにノックダウン。
おいしさにノックダウン。
新鮮な生ウニはおいしさが別格。そのリアクションだけでおいしさが伝わってくる。西村さん言うには「前に違う場所でウニを食べたときには変なにおいがしたが、これはウニ本来の味を感じられておいしい」とコメントを頂いた。

お金を食べている味がする

そして、私のこぼれウニ丼だ。
これでもかとウニが乗っているのに、
これでもかとウニが乗っているのに、
こぼれている。ウニがこぼれているぞ!
こぼれている。ウニがこぼれているぞ!
ウニ、こぼれまくりである。デイリーで色々な食べる記事を書いてきたが、こんなに食べる前に緊張するの始めてだ。
緊張の一瞬。
緊張の一瞬。
はしですくった!
はしですくった!
言葉が出ないくらいおいしい!
言葉が出ないくらいおいしい!
おいしい。回転すしで出てくるウニとは全然違う。濃厚なうま味と甘さの中に少し苦さを感じて、これが大人のおいしさだろう。
おいしさと別に「これはお金を食べている。」と思った。値段もあるが、高級な味わい、さらには成功した大人が食べるイメージあるからだろうか。「高い食べ物を食べている」実感がある。
丼ぶりだものかっこむさ。
丼ぶりだものかっこむさ。
一粒も無駄にできない。だって1万5千円だもの。
一粒も無駄にできない。だって1万5千円だもの。
おいしさに放心状態。
おいしさに放心状態。
とてもいい思い出になった。値段を気にしないで食べられるように頑張ろう。痛風に気をつけながら。

体は健康です

次の日に足が痛くなったらどうしようと思ったが全然大丈夫だった。ウニを食べたい欲求が満たされたので健康に気をつけつつ、ぜいたくした分は節約して生きよう。仙人みたいに霞(かすみ)とか食べていこうと思う。
ウニを食べてから、安全第一のこのバリケードがウニ丼に見えて仕方ない。
ウニを食べてから、安全第一のこのバリケードがウニ丼に見えて仕方ない。

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