今週の役に立ったりちょっとためになる記事
2017年4月25日公開 ライター:大北栄人
“この黒さは少しでもうまいものを食いたいという欲望の黒さだ。
“うどんが敵対する生物に汁を飲まれないようにするために生物学的に進化したような塩っぱさだった。
“暗黒汁、もはやツユではなくタレなのではないか。
関西人が震える真っ黒な東京のだし汁。探してみたら本気のところは暗黒汁とまで呼ばれ「タレ」レベルでした。ここまでの黒さの店は減っているそうで貴重です。
2017年4月24日公開 ライター:玉置豊
“ 農民の家、ものすごい大家族だな。
“完全に宿ではなく人の家だな。
“コスプレみたいに別人になりきるのともちょっと違う、いつかの自分を演じる「ごっこ」遊び。
4つの温泉入り放題で館内に生活のすべてがある最高の湯治向け巨大自炊宿へ。四畳半の個室も最高!老後はここへと思うと生きる希望が沸いてきました。
2017年4月21日公開 ライター:地主恵亮
“曹操のお墓は「西高穴2号墓」というのが正式な名前で、2010年に曹操のお墓であることが判明した。
“どうやら個人観光客は中に入れないらしい。
“もう一回、見せて、と言ったけれど、答えは「ノー」だった。
観光地化されていない中国の英雄のお墓は警備が厳重でした。正面突破をあきらめ、最後に遠くから柵越えに眺めることができます。(安藤)
2017年4月21日公開 ライター:大山顕
“ともあれ今回思ったのは「香港はタイルの街」ということだ。
“まるで蜂の巣のよう。撫でたい。
“ビルを「撫でたい」と感じるのは、皮膚に触りたいと思うようなものだ(←極論)。
香港の地下鉄構内は壁にはカラフルなタイルが貼られていて、なかなか撫でてみたくなるテクスチャをしています。すぐ話が脱線してしまうところも見どころ。
2017年4月20日公開 ライター:パリッコ
“我々酒飲みには、「ナカの量が多ければ多いほど嬉しい」という生態があります。
“もちろんこの時、「うわ~多い! ハハハハ!」と無意味に笑いました。
“グラスのフチまでなみなみと焼酎が注がれているという、凶悪極まりなさ!
酒場でホッピーセットを頼むと出てくる「ナカ」こと焼酎。多けりゃ嬉しいんですが規格外の店がありました。いろんな店のナカ事情です。
おたのしみいただけておりますじゃろうかしら。
団地かという規模の自炊湯治宿「農民の家」。最高すぎてくらくらしてませんか大丈夫ですか。
ふと老後ってどんなことしてるんだろなあと思いをはせてはまるで見当がつかずにぼやぼやすることがあるのですが、これだ! です。
老後に希望が持てたといっても過言ではありません。この感激ぶり、老後といわずとりあえず今行くべきじゃろうかのう(語尾だけ老けさせておきました)。
ひげをなぜなぜ、続いてはチャレンジ系の記事をご紹介です。どうぞ!
今週の「やってみた」記事
2017年4月24日公開 ライター:榎並紀行
“会社がある千代田区の水道橋駅あたりから、源流に向けて川を遡ってみる。死の川に生気が宿る分岐点を見定めよう。
“頭上の高速道路が途切れた江戸川橋のあたりから、いきなり様子が変わった。
“神田川の水のほとんどは水源からではなく、この下水処理場の放流水からきているという。
著者の榎並さんからネタを聞いた時「すごいさかのぼることになりそうだけど大丈夫かな…」と思ったのですが意外なほど早い決着。川の固定概念を覆す結果です。
2017年4月21日公開 ライター:林雄司
“あくまでも主役は「おじさん、ACアダプター、腹筋ローラー、そろばん、ピッチャー」である。
“「上から撮るとかわいくなるし、下から撮るとエロくなります」
“僕も読んでいるみなさんもこれまで刺激されてこなかった部分の脳を刺激されていると思う。
女性の写真で有名な写真家 青山裕企さんにラーメン屋においてあるピッチャーやそろばん、おじさんなどをかわいく撮ってもらった。(林)
2017年4月24日公開 ライター:スズキナオ
“一度にこんなにたくさん軍手が落ちてるの初めて見た。
“思いがけず船に乗れるなんて嬉しい。
“露天風呂がたくさんある綺麗な銭湯で、青空の下に全裸で立ちながら「この空はUSJとつながっているんだな」と妙な感慨にふけった。
USJの最寄り駅の、じゃない方側出口の寂しさは必見。定食に渡船に露天風呂にともう一つの最高がありました。
2017年4月20日公開 ライター:小堺丸子
“行列密集地帯だ。すごい!
“ああ、すごく落ち着く。外の賑やかさに疲れたらここに入るのもいいかも。
“期待どおりのトロトロ感とタコの大きさ。ハフハフ言いながらビールを流し込む。最高だ!
大人気パンケーキ屋さんの隣の高級喫茶のカレー、たこ焼き人気店の隣の蕎麦屋のわらび餅など、決して人気店に劣らない魅力。しかも並ばず入れます!
2017年4月20日公開 ライター:藤原浩一
“リアリティが現実を超えてしまっている。
“ニュアンスとしてはビールとホッピーの関係に近いかもしれない。
“有用性の水準を超えた先に至高の世界が待っているかもしれないのだから。
駄菓子の粉末ジュース(フルーツ味)をワインに入れたらサングリアになるか。やりました。ワインの香りを上回る香料にヴァーチャルリアリティを感じます。
おたのしみいただけましたじゃろうかのう。
USJに行くけど入らない。行列に並ばずにその隣の店に行く。
大阪で天邪鬼をやる記事が並びましたがどちらもきちんと「もう一つの最高」に着地できていて気持ちも晴れやかです。
なにが「もう一つの最高」なのかというと、「こんなにたくさん軍手が落ちているのをはじめて見た」で「占い師さんが世間話までしてくれた」。ハイテンションなきところにふとおとずれる最高を堪能しました。
では、まとめはこのあたりで。来週も土曜16時におすすめ記事まとめをお送りします。どの記事を読んでいいか分からなくなった方はぜひおいでください!
バックナンバーいちらん