土曜ワイド工場 2011年7月2日
 

雑草の実で作ったお粥がうまかった

オート麦は、グラノーラやオートミールの原料の穀物だ。

このオート麦が、メジャーな雑草であるカラスムギと非常に近い植物だと最近知った。きっと昔の人が作物になるように、懸命に改良したんだろう。
じゃあ、はじめに食べられていた野生のカラスムギってどんな味だったのか。
カラスムギでオートミールを作り、お粥にしてみた。

1978年、東京都出身。漂泊の理科教員。名前の漢字は、正しい行いと書いて『正行』なのだが、「不正行為」という語にも名前が含まれてるのに気付いたので、次からそれで説明しようと思う。
> 個人サイト まさゆき研究所 新棟

野菜の原種に興味がある

最近、野菜の原種にすごく興味があり、色々と調べて驚いている。
例えばキャベツは、ヤセイカンランという雑草を改良して、トウモロコシはテオシントという雑草を改良して誕生したものらしい。
どちらも原種は、栽培種である作物からは程遠い。
たぶん、何十年、もしかしたら百年以上もかかっただろう。
昔の人には、深く感謝せざるを得ない。

身近にある原種

身近な植物が意外にも原種だ、ということもある。
雑穀のアワは、なんとネコジャラシが原種だというのだ。
THE・そのへんに生えてる草。
THE・そのへんに生えてる草。
たぶん食べ物に困った昔の人が、実の大きいネコジャラシを、何十年も選抜して作物にしたんだろう。
それを聞いて、僕も試しにネコジャラシを食べてみたのだが、むむ、これは相当の飢饉でもない限り、食いたくは無いなという味だった。(→参照
昔の人たちの生活の厳しさがしのばれる。

オート麦≒カラスムギ?

そして今回の本題はオート麦である。
普段、ほとんど目にしない穀物、オート麦。
普段、ほとんど目にしない穀物、オート麦。
オート麦は燕麦とも呼ばれ、世界的で広く栽培されているが、日本ではオートミールやフルーツグラノーラぐらいでしか見かけない。
そんなこの穀物の原種は、カラスムギという雑草らしいのだ。
カラスムギとは、この雑草。
カラスムギとは、この雑草。
見たことはあると思う。
子供の頃、原っぱで遊ぶとつんつん刺さるので、なるべく近寄りたくなかった雑草として、僕も記憶している。
カラスムギの花。
カラスムギの花。
これが改良されて、オート麦になったらしい。
ということは頑張れば、このカラスムギからオートミールが作れるんじゃないだろうか。
カラスムギなんか、この時期、そこらじゅうに生えている。
僕は意を決して穀倉地帯(カラスムギの生えてる河原)へと向かった。
ここだって穀倉地帯。
ここだって穀倉地帯。

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