フェティッシュの火曜日 2011年7月5日
 

きのこチェンジ

これは食べていいキノコだろうか
これは食べていいキノコだろうか
都内でも公園や植え込みにきのこが生えているのを見かける。外で見るキノコはワイルドでちょっと不気味である。取って食べる勇気はない。

かたやパックに入ってスーパーに並んでいるキノコはおいしそうだが、果たしてあれが植え込みに生えていたら僕はおいしそうと思うだろうか。不気味に感じてしまうかもしれない。

入れ替えて確かめてみるべきではないだろうか。
1971年東京生まれ。デイリーポータルZウェブマスター。主にインターネットと新宿区で活動。 編著書は「死ぬかと思った」(アスペクト)など。イカの沖漬けが世界一うまい食べものだと思ってる。

> 個人サイト webやぎの目

言ってみれば都会のきのこと田舎のきのこ

きのこの同定は難しく、素人がやるものではないらしい。失敗すると食中毒(下手したら死)というリスクである。きのこは好きだがそのリスクは大きすぎる。

僕が知っている同定方法はスーパーで売ってるきのこは食べてよいということだけだ。

そのイメージを逆手に取ってみたい。
これは食べられるきのこ
これは食べられるきのこ
じゃあこれは?
こんなの公園で見つけたら絶対にツイッターに書く<
こんなの公園で見つけたら絶対にツイッターに書く
この巨大きのこは僕がスーパーで買ってきたエリンギである。
外に置いたとたん力強くなった。もう晩ごはんのおかずではない。

怪我をして保護されている鷹がすっかり人になついてしまい、「こんなで山に帰れるのかねえ」などと心配したが、いざ元の山に連れて行ったら急に野生を取り戻して去ってゆく…(涙)
みたいな感じである(もちろんそんな経験は僕にはなく、テレビや漫画で見た話だ)。

ドッグランに犬を放つようにきのこを置いた
ドッグランに犬を放つようにきのこを置いた
あとで食べられるようにラップするつつましさ
あとで食べられるようにラップするつつましさ


次々と野生にもどるきのこ

ブナピーというかわいらしい名前のキノコ(うまい)も野に放つと怪しさを放ち始めた。
かわいい名前のきのこも
かわいい名前のきのこも
地面におくとセーブポイントのような雰囲気に
地面におくとセーブポイントのような雰囲気に
40年にいちどしか生えない幻のきのこ(うそ)
40年にいちどしか生えない幻のきのこ(うそ)
夕方のニュースや新聞の地域面で紹介されそうな雰囲気である。白いカエルとかその類だ。リュウグウノトモシビダケなどといった名前がついていてもおかしくない。でもブナピー。
珍しいきのこは
珍しいきのこは
黄金のきのこじゃ!
黄金のきのこじゃ!
検索してみるとたもぎ茸は黄金のきのこと呼ばれているらしい。これは確かに貴重である。こんな珍しいきのこがスーパーで気軽に買えるなんてなんとすばらしい資本主義。

思わず社会を礼賛してしまった。スーパーで買う野菜もこうしていちど公園においてから食べるとありがたいかもしれない。

スーパーのきのこはパックから外れると艶めくことがわかった。さて、逆はどうだろうか。

 ▽デイリーポータルZトップへ つぎへ>

 

 
Ad by DailyPortalZ
 

▲デイリーポータルZトップへ バックナンバーいちらんへ
↓↓↓ここからまたトップページです↓↓↓