はっけんの水曜日 2011年7月13日
 

いまどきの修学旅行生は木刀を持っているのか

修学旅行と言えば京都のイメージが強い。 そして学生が買ってしまう京都の土産と言えばもちろん木刀である。

しかしそれは割と古い考えかもしれない。 いまや中学生でも普通に携帯電話を持っている時代に、 木刀を持って観光している修学旅行生なんてまだいるのだろうか。

初夏の京都で木刀を持っている学生を探してきた。
1985年生まれ札幌市出身。髪がとても硬いため寝癖がなかなか直りにくい体質。そのためよく帽子をかぶっています。

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さすがのメジャースポット金閣寺

まず訪れたのは金閣寺。もはや何も言えないほどの超メジャースポット。 間違いなく大勢の修学旅行生がいるはず。
これがスカイツリーです。と言っても誰も騙されないほどメジャー。
これがスカイツリーです。と言っても誰も騙されないほどメジャー。
いたいた。
いたいた。
予想通り修学旅行生がいた。 中学生ぐらいだろうか。男女半々のグループで行動しているようだ。
カメラマンに「大・中・小で並んでー」と言われていた男子たち。
カメラマンに「大・中・小で並んでー」と言われていた男子たち。
しかし木刀は持っていない。しばらくこのスポットで待ってみたが、 木刀みたいな物(刺すと引っ込むドス等)さえ持ってる学生は皆無だ。

とはいえ土産物屋は観光ルートの最後にあるもの。そこで買う学生がいないか見張っていよう。
生徒は多いも木刀を持ってるのはいない。
生徒は多いも木刀を持ってるのはいない。
扇子を持ってる生徒はいた。粋を気取らず、素直に木刀買ってほしい。
扇子を持ってる生徒はいた。粋を気取らず、素直に木刀買ってほしい。

木刀売ってない

しばらく金閣寺にある土産物屋の前で見ていたが木刀を持ってる学生は見当たらない。

そもそも木刀は売ってるのかどうか?売ってて当たり前と思って確認してなかったのだ。
結論:売ってない
結論:売ってない
まず先に確認しておくべきだった。 しかしこの日は激しい日差しと35℃の暑さで頭がやられていたから仕方ないのだ。

アイスクリーム食べてる学生を「小さい木刀持ってる!」と思って撮ったぐらいだから。

それにしても最近は木刀売ってないのだろうか。あんなに定番だと思ってたのに・・・。 そうか、もう2011年か。

木刀売ってた

金閣寺での調査はあきらめて次の目的地に行こうと最寄りのバス停まで戻ると、 来たときには気づかなかったがまた別の土産物屋があった。
この雑多な感じ。木刀ありそう。
この雑多な感じ。木刀ありそう。
やっぱりあった。これぞ木刀ディスプレイ。
やっぱりあった。これぞ木刀ディスプレイ。

木刀は毎日すごく売れてる(店談)

店先に店主らしきおばあさんが居られたので、 最近の修学旅行生と木刀事情を聞いてみた。 それによると、

・木刀は毎日すごく売れている
・学校によっては禁止している

らしい。良かった、いまも木刀は売れていた。 たまたま持ってるのを見かけなかっただけだったのか。

しかし気がかりなのは、木刀禁止の学校があるところ。 確かに中学男子に木刀を持たせれば、ろくでもないことになるのは目に見えている。

というかそんな禁止になるぐらい買われるのか、木刀。

清水寺は木刀のメッカ

いまでも木刀は売れていることに自信を得て、 次に向かったのは清水寺。ここも金閣寺と並んで修学旅行の定番コース。

定番コース、なんて言ってみたが、僕は修学旅行を小中高全部サボったので なにが定番とかは全部又聞きした知識です。
学生時代にこんな1ページはない・・・。
学生時代にこんな1ページはない・・・。
なにも考えるんじゃない。
なにも考えるんじゃない。
眩しい学生生活に気を吸われそうになるも、そこに目をつぶって土産物屋を観察すると、 なんかもう木刀がボコボコ売っていた。
金閣寺で見たのとまったく同じやつ。
金閣寺で見たのとまったく同じやつ。
杖と同系統で扱われる木刀。
杖と同系統で扱われる木刀。
杖の代わりに木刀を突いてるお年寄りはいませんでした。
杖の代わりに木刀を突いてるお年寄りはいませんでした。
金閣寺周辺では土産物屋自体がそれほどなかったが、清水寺手前の坂道はお土産街。 店先では木刀がこれでもかと置いてある。オススメしすぎ。

ついに木刀持ってる野武士が

こんなに木刀売ってれば、一人ぐらいうっかり買っちゃってる学生がいてもおかしくない。 むしろ買わないのが不思議だ。

ここに絶対木刀持ってる修学旅行生来る。そう確信しながら待つこと数分。 ついに勇者が現れた。
出たっ!お侍様!
出たっ!お侍様!
修学旅行生というとどうしても制服を着た中高生ばかり考えてしまったが、 なるほど確かに小学生もいる。そして可能性としては年齢低い方が高そうだ。
しかし中学生も木刀に興味津々。
しかし中学生も木刀に興味津々。
買え!買え!
買え!買え!
あーあ。彼の修学旅行は平凡なものとなった。
あーあ。彼の修学旅行は平凡なものとなった。

最近の中学生は扇子

惜しいところまで行くが、小学生より年をとった分安全志向なのか、興味を示しても 買うところまで行かない中学生。

むしろいまの中学生が持ってるのは、扇子が圧倒的に多い。
風流なつもりかもしれないが、
風流なつもりかもしれないが、
どう考えてもあだ名は落語家だろ。
どう考えてもあだ名は落語家だろ。
確かにこの猛暑で欲しいのは木刀ではなく扇子である。 でもだからといって、安全策に逃げて欲しくない。君らはまだ若いんだから・・・。
土産物屋も扇子押し。
土産物屋も扇子押し。
ひょっとしたら木刀はバスの中に置いてきてるのかもしれない。
ひょっとしたら木刀はバスの中に置いてきてるのかもしれない。

江戸の雰囲気で木刀買うはず

木刀をうっかり買ってしまうには、その場のテンションというか雰囲気が重要なのではないか。
木刀持ってるのが正しい場所。
木刀持ってるのが正しい場所。
この映画村はすごく平たく言うと日光江戸村みたいな施設である。 時代劇の撮影場所に使われていただけあって、実に刀の似合うところだ。

実際木刀はたくさん売られている。
飾り方から違う(物は同じ)。
飾り方から違う(物は同じ)。
こちらではホームセンターのほうき売り場みたいに陳列。
こちらではホームセンターのほうき売り場みたいに陳列。
ただ修学旅行生がいない。
ただ修学旅行生がいない。
しかし学生の姿が見つからない。 割と朝早めに来てしまったからか。最近の若者は朝に弱い。
仕方ないからショーでも見てるか・・。
仕方ないからショーでも見てるか・・。
と座ってたら学生が入ってきた。待ってました!
と座ってたら学生が入ってきた。待ってました!
しかし木刀は持っておらず。最近の若者は空気を読まない。
しかし木刀は持っておらず。最近の若者は空気を読まない。
結局このあとしばらく待ってもこれ以上学生は来ず、 また写真の彼らも木刀は買わなかった。

木刀を見ると物欲しそうな目はするのに買わず、。 最近の若者は自分に素直じゃないことが分かった。

小学生は木刀、中学生は扇子

ほかにも三十三間堂や市内の学生が集まりそうなところ(ゲームセンターなど)にも 行ってみたが、結局見つけられたのは清水寺の小学生だけだった。

しかし木刀は毎日すごく売れているというお店の人の言うとおり、 かなりの数が売られていたのできっといまでも買っていく学生が後を絶たないのだろう。

見つからなかったのは、ものすごく暑くて木刀どころでなかったからかもしれない。
この人たちなら買うかなと思ってたら買わなかった。
この人たちなら買うかなと思ってたら買わなかった。
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