ロマンの木曜日 2011年7月21日
 

パッチワーク建築と名づけたい

色とりどり
色とりどり
気になっている建物がある。
ちょっと古めの雑居ビルで、1階にいろんな商店が軒を連ね、もともときまった間口を装飾テントや看板が思いきりはみ出して、思い思いの形や色に彩っている、そういう、建物である。
あなたのかわいらしさを私は何に例えよう。
「パッチワーク建築」と呼ぶのはどうだろうか。
1984年うまれ、石川県金沢市出身。邪道と言われることの多い人生です。東京とエスカレーターと高架橋脚を愛しています。

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エントリーNo.1 金沢 横安江町商店街

地元金沢の横安江町商店街にそれはあった。
地元金沢の横安江町商店街にそれはあった。
1階が、パラダイス。
1階が、パラダイス。
ここ横安江町商店街は、もともとアーケードのある商店街だったが、最近それをとりはずし、公園や観光っぽい施設をいっぱい作ってリニューアルしたそうである。2年くらい前の帰省時に、両親が「ちょっとおもしろい建物がある」というので行ってみたら、アーケードが取り払われた青空のもと、これが待っていた。
もっとも、両親が言っていた「おもしろい建物」は、これの向かいにあるかっこいい老舗料亭のほうだったのだが。
もっとも、両親が言っていた「おもしろい建物」は、これの向かいにあるかっこいい老舗料亭のほうだったのだが。
横安江町は元々門前町なので
横安江町は元々門前町なので
仏具関係のかっこいい建物も多くてみどころだと思います。
仏具関係のかっこいい建物も多くてみどころだと思います。
リニューアル後、「金澤表参道」とめちゃくちゃ大きく出たネーミングにしてがんばっているらしいので、金沢にお越しの際には寄ってみていただけたらとおもう。有名な近江町市場のすぐ近くです。

と、おもいきりさらりとした地元アピールはさておき。
おそらく観光にはまったくなんのメリットも無い、この建物に私は心を奪われてしまった。
気になるのは、その装飾テントの造形の自由さ。誰のデザインなんだ。
気になるのは、その装飾テントの造形の自由さ。誰のデザインなんだ。
おそらく店舗は1階のみなのだが、完全に2階の窓をつぶしての、お店の個性アピールが連綿とつづく。
おそらく店舗は1階のみなのだが、完全に2階の窓をつぶしての、お店の個性アピールが連綿とつづく。
こちらとかもう、色のセンスも形のセンスもばっちりだ。乙女。
こちらとかもう、色のセンスも形のセンスもばっちりだ。乙女。
間口が決まっていて、その中でいろんな個性を発揮してるというところでいうと、大山さんが取り上げて本にもなった「高架下建築」にかなり似たかわいらしさであるし、三土さんが取り上げている「団地1階商店街」なんかはもう、「あ、そうこれこれ!」ていうそのものズバリなものがあるんだけど、こいつたち、高架下でもなければ団地でもないところにけっこう、いるのだ。なにか新しい名前を考えたい。

「パッチワーク建築」って呼ぶのは、どうかしら。

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