東京の赤坂駅
東京にある赤坂駅は先述通り、赤坂サカスがあったりと東京の観光地のひとつだ。千代田線の駅であり、九州の片田舎からここに連れて来られれば、今日は何かのカーニバル? と疑問に思うほどに人がいる。
TBSがあったり、
赤坂サカスがあったり
これは僕が考える赤坂駅を体で表現したもの
そんな赤坂駅周辺を歩いてみると、コンビニやビルの名前に「赤坂」の文字で溢れている。もしもこれがお風呂ならば「水がもったいないでしょ」と怒られるレベルで溢れているのだ。
駅名はもちろん赤坂です
コンビニも赤坂
ビルの名前にも赤坂
赤坂と言われればここしかないくらいの勢いで「赤坂」。赤坂の中心はここだ! という強い意志を感じる。赤坂同士でバンドを結成すると東京の赤坂がギターでボーカルだ。ライブ中に「アリ~ナ~」と叫ぶと思う(赤坂にアリーナはないけれど)。
不動産屋も赤坂店
東京の赤坂駅は堪能できた。
では、この赤坂駅から約888キロ離れた赤坂駅に行ってみようと思う。何か違いはあるのだろうか。たとえば人の数より牛の数の方が多いとか。
ということで、約888キロ先に行きます
888キロ先の赤坂駅
飛行機に乗って福岡空港にやって来た。
約888キロ先の赤坂駅は福岡県にあるのだ。ちなみに888キロはかなり遠い気がするけれど、飛行機に乗れば休日の昼寝時間くらいで着いてしまう。
空港からは地下鉄に乗ります
福岡空港は市街地にあるため、今から目指す赤坂駅へのアクセスは楽。20分弱で着いてしまう。できれば名産はミョウガです、みたいな赤坂駅だと東京の赤坂駅と落差があってうれしいのだけれど、どうだろうか。
到着~(東京の赤坂駅も福岡の赤坂駅も地下鉄の駅)
ミョウガ育ってないね~
福岡の赤坂駅も栄えていた。
後で福岡で働いている父に「赤坂駅に行った」と言ったら「何しに行ったの?」と疑問を持たれた。確かにサカス的な物はなく普通のオフィス街だったからその疑問はもっともだ。
東京の赤坂と同じく、
駅周辺は「赤坂」で溢れている
東京の赤坂駅周辺との違いはあまりない。
同じように「赤坂」で溢れているのだ。違いは東京の赤坂は港区で、福岡の赤坂は中央区にあることぐらいか、と思っていたら、東京の赤坂と福岡の赤坂の大きな違いを見つけた。福岡の赤坂は謙虚なのだ。
謙虚発見!
福岡の赤坂は謙虚
福岡の赤坂駅周辺を歩いていたら、確かに「赤坂」と書かれた建物はあるけれど、「福岡 赤坂」と書かれた建物も少なくないのだ。東京の赤坂駅周辺ではなかったことだ。
福岡 赤坂!
コンビニも福岡 赤坂
赤坂という名前の歴史は東京と比べると福岡の方が古い。そう考えると本当は東京の赤坂が「東京 赤坂」と名乗るべきかもしれない。しかしそのようなことはなく福岡の赤坂が「福岡 赤坂」と名乗っている。謙虚。
その謙虚さにひかれる。
「元祖 赤坂(元祖ではないけれど)」などとは名乗らず「福岡 赤坂」。抱きしめたくなるような謙虚さだ。
車屋も福岡 赤坂
そんな謙虚な福岡 赤坂にも魅力はある。
赤坂サカスやTBSはないけれど、「大名ちんちん」があったり、どう考えても人懐っこい猫が僕にガンを飛ばしたりとなかなか興味深い場所なのだ。
福岡の赤坂サカス(こういう雰囲気大好き)
そんな場所でガンを飛ばす猫
駅の近くにあったお店。同じようなアングルの写真を6枚くらい撮っていた
あと2つの赤坂駅にも行きたい
同じ赤坂駅でも違いがあって面白かった。
姓名判断では同じはずの同姓同名の人が自分とは違う人生を歩むように、地名も同じように微妙に違う街のつくりを見せていた。
ちなみに、あと2つの赤坂駅は群馬と山梨にある。こちらにもいつか行ってみたいと思う。赤坂駅をコンプリートしたいのだ。赤坂駅ハンターとして。