ひらめきの月曜日 2011年10月31日
 

しょうゆかけすぎ機とUSBしょうゆ差し

汝、しょうゆをかけすぎる事なかれ
汝、しょうゆをかけすぎる事なかれ
人生山あり谷あり、というけれども、ここでいう谷の代表例が「しょうゆかけすぎた!」であることは間違いないだろう。今回はその「しょうゆかけすぎた問題」について、発明的アプローチから迫ってみたい。
インターネットユーザー。電子工作でオリジナルの処刑器具を作ったり、辺境の国の変な音楽を集めたりしています。「技術力の低い人限定ロボコン(通称:ヘボコン)」主催者。1980年岐阜県生まれ。
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ある日の朝ごはん

とつぜんだが、拙宅のしょうゆ差しをご紹介したい。
曲線的なフォルムのおしゃれなしょうゆ差し
曲線的なフォルムのおしゃれなしょうゆ差し
デザインがいいのでなかなか気に入っているのだが、ひとつだけ難点がある。
この口が詰まるのだ
この口が詰まるのだ
詰まったときの口は、覗いてみるとしょうゆの薄い膜ができている。これをあらかじめ爪楊枝などで破っておけばいいのだけど、家でくつろいでいる時はそういうひと手間が面倒なものだ。
そのため、詰まったまま使ってしまうことが多い
そのため、詰まったまま使ってしまうことが多い
口の詰まったしょうゆ差しをしばらく傾けておくと、中のしょうゆの水分が、固まったしょうゆを溶かしてくれる。これでいちおう詰まりはとれる。問題は、詰まりがとれた時点で、しょうゆが口までなみなみ流れ込んでいることだ。
あっ!
あっ!
決壊した堤防に濁流のごとくしょうゆが流れ込み、目玉焼きはたちまちしょうゆの大洪水である。朝ごはんの世界に、ノアの箱船は、無い。
しょうゆまみれからは何者も逃れられない
しょうゆまみれからは何者も逃れられない
しょっぱっ…
しょっぱっ…
こうしてしょうゆのかけすぎを繰り返すことにより、塩分の過剰摂取でじわじわと人類の血圧が上がっていく。

これが今回の論点、「しょうゆかけすぎた問題」の一部始終である。

エンパワーメント、醤油のかけすぎ

問題提起の後、いつもならこう展開するだろう。「かように厄介な、しょうゆかけすぎた問題。人類の不幸を根絶するため、しょうゆを確実に適量かける技術について考えてみたい。」

しかし今回に限っては、この問題を解決するつもりはさらさらない。何を隠そう、僕は世界中のみんながもっとしょうゆをかけすぎればいいと思っている。だってこのくらいのプチ不幸、むしろファニーな出来事じゃないか。しょうゆをかけすぎた人に対しては全力で「やーい!」と冷やかしていきたいし、インターネットっぽく表現するなら「いまどんな気持ち?ねぇねぇ今どんな気持ち?」といいながら相手の顔を斜め下から上目遣いで覗き込んだまま、周囲360度を跳ね回りたい。

しょうゆのかけすぎ、むしろ積極的に荷担していく所存である。

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