ロマンの木曜日 2011年10月27日
 

1万年前のトウモロコシでポップコーンを作る

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トウモロコシの祖先といわれる植物、テオシント。
調べたところ、1万年ぐらい前に栽培がはじまり、選別を受けてトウモロコシになったのだという。
メキシコなどでは雑草として生えているらしいのだが、日本でも栽培している農場がある。
今日は筑波大学に行って見せてもらい、さらに煮たり焼いたり料理にも挑戦してみた。
果たしてポップコーンはできるのか!?
1978年、東京都出身。漂泊の理科教員。名前の漢字は、正しい行いと書いて『正行』なのだが、「不正行為」という語にも名前が含まれてるのに気付いたので、次からそれで説明しようと思う。
> 個人サイト まさゆき研究所 新棟

野菜の祖先シリーズ・その2

僕らが食べている野菜は、そのほとんどが野生植物では無く、何百年もかけて雑草から選別されてきたものだ。
例えばキャベツの祖先は、ヤセイカンランという雑草。
例えばキャベツの祖先は、ヤセイカンランという雑草。
カラスムギはびっくりするぐらい麦だった。
カラスムギはびっくりするぐらい麦だった。
5月、僕はオート麦の原種として、そのへんに生えているカラスムギをむしり取り、お粥にしてみたが、これが想像以上に食べ物だったので大いに感動した。
(参照:雑草の実で作ったお粥がうまかった

そして今回はトウモロコシの原種といわれる雑草「テオシント」を狙って筑波大学の実験農場にやってきた。
ここが実験農場、農林技術センター。ライターの平坂くんと来ました。
ここが実験農場、農林技術センター。ライターの平坂くんと来ました。

テオシントの案内人・林教授

今回、僕ら取材班を案内して下さったのは、筑波大学・生物資源学類の教授、林久喜先生だ。
林先生。専門は作物生産システム。農学博士。
林先生。専門は作物生産システム。農学博士。
林先生は、雑穀の普及に関わる活動もされており、農場内の作物見本園ではさまざまな雑穀や有用な作物が育てられている。
今年見本園で育てられた作物の一覧。超たくさん!
今年見本園で育てられた作物の一覧。超たくさん!
雑穀の代表、アワ(8月撮影)
雑穀の代表、アワ(8月撮影)
今回の目的、テオシントもそのひとつだ。
さっそく見せてもらうことにした。
林先生「あんまり良く実ってはいないんだけどねー」
林先生「あんまり良く実ってはいないんだけどねー」

これがトウモロコシの祖先!

これがテオシント!! 小さい!!
これがテオシント!! 小さい!!
なんだこれ! 
僕らが知っているトウモロコシに比べて、格段に小さいし、粒の数も10粒ぐらいしかない。
というかそもそも、中央に芯が無い!
その上、全然黄色くない!
似ているところといえば、皮に包まれて、ヒゲが生えていることぐらいだろうか。
目を細めて見れば、確かにヒゲと皮はトウモロコシっぽい。
目を細めて見れば、確かにヒゲと皮はトウモロコシっぽい。
いったい、これがどうトウモロコシになるのか?
昔の農家は、こんな貧相なものを一生懸命育てていたのだろうか?
色々気になってしょうがなかったので、とにかく林先生にお話を聞いてみた。

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