特集 2011年11月21日

川越シェフの笑顔に憧れて

!
ずっと、テレビを見てて、気になっていた。
川越達也シェフ。イタリアンの料理人。やわらかなものごし、中性的な雰囲気。
毒舌コメンテーターでありながら、笑顔がトレードマーク。
あの笑顔…、通称「川越スマイル」と呼ばれるお顔が、なにか妙に惹かれるものがあって、とても好きだ。
私は顔の表情を作るのが苦手なので、あんなふうに笑うのはすごいなあと、と前々から思っていた。

そしたら、某デパートの催事場で、川越シェフコーナーがあって、等身大パネルや、顔写真付きレトルトカレー&パスタソースなどが、売っているのを発見。
おおおお。さっそく購入。

パスタソースに付いていた写真を、じっくりながめる。
そうだ。コレを真似させていただこう。シェフの笑顔を体験したい…!!
埼玉生まれ。電子書籍『初恋と座間のヒマワリ』(リイド社刊)発売中。最近、ほぼ毎日ブログを更新していますので、良かったら読んでください。

前の記事:萌え萌え、サントリーバー

> 個人サイト 日々の凧あげ通信アネックス

というわけでひとり、部屋で、買ったカツラを使って、自分撮りで奮闘してみたのだが…。
通常モードのわたくしです。
通常モードのわたくしです。
「イケメンくん」という商品名の付いていた、カツラ(1500円)をかぶります。
「イケメンくん」という商品名の付いていた、カツラ(1500円)をかぶります。
シェフの色の白さと、
シェフの色の白さと、
アイドルのようなクチビルのピンクさを表現するために、顔に塗り込みました。
アイドルのようなクチビルのピンクさを表現するために、顔に塗り込みました。
う、うーん。 う、うーん。
似ない! 全然似ない!
髪型も表情もポージングも似ない!
これは一人でやるのは無理だな、と思い、後日あらためて友人を呼んで、撮影に臨んだ。
さあ、再度トライだ。
さあ、再度トライだ。
お化粧をしてから、カツラをかぶります。
お化粧をしてから、カツラをかぶります。
ただかぶっただけだとボッサボサなので、
ただかぶっただけだとボッサボサなので、
左分けに、カツラを調整します。
左分けに、カツラを調整します。
カツラだけだと、シェフのような、
カツラだけだと、シェフのような、
やわらかなニュアンスパーマ風にならないので、思いきって整髪料をつけて調整。
やわらかなニュアンスパーマ風にならないので、思いきって整髪料をつけて調整。
髪は長過ぎるので、後ろはしばって誤摩化します。
髪は長過ぎるので、後ろはしばって誤摩化します。
そして髪の具合を、微調整。
そして髪の具合を、微調整。
友人と、ご本人写真を見ながら、試行錯誤。
「指の角度が違うなあ」
「こうか~」
「顔は右ナナメに少し向けて。そして目はまっすぐ。アゴはひいて!」
「こうか~」
「目がね、ちょっとドヤ顔っていうか、これから何かをしとめるような顔なんだよねえ。リーチ目っていうか…、基本、上目遣いだね」
「こうか~」
「おっ、結構いいかも! そこで笑って、微妙に!」
「ん、ふふふふふふふ~」
「そうそう、その位。軽い笑いで!」
「むふふふふふ、くふふふふふ~」
試行錯誤のすえ…。 試行錯誤のすえ…。
大塚版、川越シェフ。普段絶対にしないドヤ顔が出来て、本人的には満足なんですが、どうでしょうか、全然でしょうか。
大塚版、川越シェフ。普段絶対にしないドヤ顔が出来て、本人的には満足なんですが、どうでしょうか、全然でしょうか。
家にあったカキを持ってみました。美味しいカキに見えませんか。
家にあったカキを持ってみました。美味しいカキに見えませんか。

憧れのシェフになってみて

人の顔をトレースするなんて、出来るわけないと思っていたので、やれて大変に嬉しい。
そして、「表情をマネすると、その人の感情も少しだけ分かる」ことが分かった。
シェフは私より、ずっと野心家ですよ、きっと。
そして、すごくおモテになるんだと思います。
当たり前か…。
憧れのパスタソースと一緒に(おいしかったですよ)。
憧れのパスタソースと一緒に(おいしかったですよ)。
▽デイリーポータルZトップへ

banner.jpg

 

デイリーポータルZのTwitterをフォローすると、あなたのタイムラインに「役には立たないけどなんかいい情報」がとどきます!

→→→  ←←←

 

デイリーポータルZは、Amazonアソシエイト・プログラムに参加しています。

デイリーポータルZを

 

バックナンバー

バックナンバー

▲デイリーポータルZトップへ バックナンバーいちらんへ