というわけでひとり、部屋で、買ったカツラを使って、自分撮りで奮闘してみたのだが…。
通常モードのわたくしです。
「イケメンくん」という商品名の付いていた、カツラ(1500円)をかぶります。
シェフの色の白さと、
アイドルのようなクチビルのピンクさを表現するために、顔に塗り込みました。
う、うーん。
似ない! 全然似ない!
髪型も表情もポージングも似ない!
これは一人でやるのは無理だな、と思い、後日あらためて友人を呼んで、撮影に臨んだ。
さあ、再度トライだ。
お化粧をしてから、カツラをかぶります。
ただかぶっただけだとボッサボサなので、
左分けに、カツラを調整します。
カツラだけだと、シェフのような、
やわらかなニュアンスパーマ風にならないので、思いきって整髪料をつけて調整。
髪は長過ぎるので、後ろはしばって誤摩化します。
そして髪の具合を、微調整。
友人と、ご本人写真を見ながら、試行錯誤。
「指の角度が違うなあ」
「こうか~」
「顔は右ナナメに少し向けて。そして目はまっすぐ。アゴはひいて!」
「こうか~」
「目がね、ちょっとドヤ顔っていうか、これから何かをしとめるような顔なんだよねえ。リーチ目っていうか…、基本、上目遣いだね」
「こうか~」
「おっ、結構いいかも! そこで笑って、微妙に!」
「ん、ふふふふふふふ~」
「そうそう、その位。軽い笑いで!」
「むふふふふふ、くふふふふふ~」
試行錯誤のすえ…。
大塚版、川越シェフ。普段絶対にしないドヤ顔が出来て、本人的には満足なんですが、どうでしょうか、全然でしょうか。
家にあったカキを持ってみました。美味しいカキに見えませんか。
憧れのシェフになってみて
人の顔をトレースするなんて、出来るわけないと思っていたので、やれて大変に嬉しい。
そして、「表情をマネすると、その人の感情も少しだけ分かる」ことが分かった。
シェフは私より、ずっと野心家ですよ、きっと。
そして、すごくおモテになるんだと思います。
当たり前か…。
憧れのパスタソースと一緒に(おいしかったですよ)。