はっけんの水曜日 2011年12月28日
 

針金ハンガーで人間用の巣を作りたい

うっかり現代アート!
うっかり現代アート!
冬、街路樹の葉が落ちると、枝の間にたまに鳥の巣があるのに気づく。葉のあるうちには見えなかった巣が、まんまとむき出しになっているのだ。あれを探すのはこの時期、ちょっと楽しい。たぶんカラスの巣だろう。
都会の巣には、しばしば人工物が使われているのも一興だ。例えば針金ハンガー。ハンガーならうちにもある、なら自分にもあの巣、作れないだろうか。大人の隠れ家を、ハンガーで作ってみたい。
1970年群馬県生まれ。工作をしがちなため、各種素材や工具や作品で家が手狭になってきた。一生手狭なんだろう。出したものを片付けないからでもある。性格も雑だ。もう一生こうなんだろう。

前の記事:「プラ板工作で米粒写経を楽にする」
人気記事:「もなかのプラモを作った」

> 個人サイト 妄想工作所

巣探訪

この時期のお楽しみ、巣探しに出かけよう。読み方は「スサガシ」か。まあなんでもいい。背の高い樹の上なんかに、ひっそりと丸見えになっている巣があるはずだ。
見えるだろう、真ん中よりちょっと上方に、しゅわっとした枝の塊が。
見えるだろう、真ん中よりちょっと上方に、しゅわっとした枝の塊が。
しゅわっ。
しゅわっ。
これのほうがわかりやすいか。これも真ん中上方に、しゅわっと見えるはず。
これのほうがわかりやすいか。これも真ん中上方に、しゅわっと見えるはず。
しゅわっ(解像度低い写真で面目ない)。
しゅわっ(解像度低い写真で面目ない)。
ああいうものを撮るのに望遠レンズが欲しいが、うちに望遠レンズが全くないので、本屋に行ってカラスの本を探してこよう。すると、今回の企画に誠におあつらえの写真集があった。
宮崎学氏「カラスのお宅拝見!」(新樹社)。猛烈な勢いでレジに持っていく。
宮崎学氏「カラスのお宅拝見!」(新樹社)。猛烈な勢いでレジに持っていく。
おお、あるある、ハンガー。
おお、あるある、ハンガー。
これこれ。よく探してよく組み込むなあ。
これこれ。よく探してよく組み込むなあ。
さっきの街路樹の上に乗っかっているものがカラスの巣かどうかはわからないが、たぶんカラスであるということにして進めたい。そしてカラスは針金ハンガーを建材として使いがちだ。

その針金ハンガーを、べらぼうに集め、人ひとり入れるほどの巣を作ってみたいのだ。

600本のハンガーで巣は作れるか

だけど、うちの針金ハンガーだけでは全く足りない。というわけで先頃、当サイトにてハンガー募集の告知をさせていただいたところ、30名ほどの方々からけっこうな量の針金ハンガーが集まってしまったようなのだ!ありがとうございました!
そして編集部から送られてきた全ハンガー。
そして編集部から送られてきた全ハンガー。
お?上の写真で見れば、それほど多くないように見える。まあこれを使わせてもらい、もし足りなくなったら市内のクリーニング屋さんを回ったり、100円ショップでハンガー買い占めたらいいか、なんて思っていた。ところが。
大量のハンガー、ご開陳。
大量のハンガー、ご開陳。
これの壁紙、あったら使う?
これの壁紙、あったら使う?
数を数えるのも一仕事だ。
数を数えるのも一仕事だ。
広げてみれば、652本ものハンガー。そして袋詰めの段階では想像できないほどのボリューム感。これだけでなんとかいけそうな気がする。いやどうだろう、全くわからない。

 ▽デイリーポータルZトップへ つぎへ>

 

 
Ad by DailyPortalZ
 

▲デイリーポータルZトップへ バックナンバーいちらんへ
↓↓↓ここからまたトップページです↓↓↓