
おつまみのチャーシュー
ここで、素のチャーシューについて考えてみたい。チャーシューが、そのままポンと出てくるシュチュエーションは飲み屋の「おつまみ」だ。
日高屋の「おつまみ盛り合わせ3点セット」だと思われる(この写真を撮ったときの記憶がない)
キムチ、メンマと仲良く並ぶチャーシュー。この3つが並列に扱われているのは、すごいことだ。
特に、ラーメンの具社会において、メンマは毎朝一番にオフィスに来て、チャーシューの机を拭かなくてはいけないくらいの立場であると思う。
この「おつまみ3点セット」は、そうしたヒエラルキーのちょっと外にある非日常である。例えるならば、会社の趣味の仲間でやっている草野球のような場ではないか。
勤務外では偉ぶらないチャーシューさん
そう考えると、「おつまみ3点セット」が何とも言えずほのぼのとした良い情景に見えてくる。日高屋あたりでちょっと食べるのにはぴったりだ。
切れ端が憎い!
おつまみといえば、「チャーシューの切れ端」を使ったパターンもある。これは立ち飲み屋の「ネギチャーシュー」。ごま油で和えたネギに、細かく刻んだチャーシューの切れ端が混ぜてある。
こんな簡単な食い物がホッピーによく合う
これは、チャーシューからしたら完全に「片手間」の仕事である。なにしろ切れ端だ。それでもネギ全体にチャーシューの存在感が届いている。
切れ端でもすごい成果を出すのがチャーシューの実力なのだ
裸のチャーシュー
このページでは「草野球」や「絵画」などにおつまみチャーシューを例えて来たが、ここで、チャーシューの本来の力を皆様にお見せしたい。
デイリーポータルZ忘年会のときのことだ。この忘年会は持ち寄り制で行われた。
そこで当サイトの西村さんが持って来たのがこのチャーシューの塊。有名店で買って来たのもだそうだ
切り分けると…
一斉に女性陣が飛びつく!
もう首ったけ
他にも色々うまそうなものはあったのだが、この素のチャーシューが一番人気であった。チャーシューは何も身に付けなくても、何もしなくても、充分に魅力的なのだ。
つまりはこういうことである