
一流のサラリーマンを目指して――。
酔っ払いの三本柱といえば千鳥足、寿司折、そして「頭にネクタイ」だ。
中でも頭にネクタイを巻くという行為は、飲み会の会場でもすぐに実践できる酔っ払いのシンボルとして圧倒的に手軽であることは言うまでもない。
しかしながら若者の酔っ払い離れが叫ばれて久しい昨今、どういうネクタイが酔っ払いとしてかっこいい(正しい)のか知られていないのが実情だ。
このあたりでそろそろ頭に巻くのにいいネクタイわるいネクタイを知っておきたい。
藤原浩一(ふじわらこういち)
1986年埼玉生まれ、埼玉育ち。大学ではコミュニケーション論を学ぶ。しかし社会に出るためのコミュニケーション力は養えず悲しむ。インドに行ったことがある。NHKのドラマに出たことがある(エキストラで)。
> 個人サイト
Twitter
サラリーマンの伝統
サラリーマンたる者、心地よい酩酊状態に陥ったときには頭にネクタイを巻くのが礼儀であろう。
仕事中は首に巻いているネクタイを頭に移すだけで、気分は一気に祭り。浮かれたハチマキのような風貌が特別な日(ハレ)感を演出する。あっという間に酔っ払いの仲間入りだ。
カンパーイ!
ふう‥少し酔いも回ってきたなあ‥
そろそろか。よいしょ‥(キュッ)
わーわー
イメージするのはこんな調子である。
実際写真で見てみると、やや古風な感じがする。携帯の電波が飛んでない時代の文化だ。かっこいい。ぜひマスターして古きよき伝統を発展的に継承したい。
頭に巻いてかっこいいネクタイを知る
何が頭に巻いていいネクタイか?
それを知るために品評会を開催することにした。やはり酔っ払いとはいえ、頭にネクタイもファッションの一種である。よって、確かな目を持った人に、どれがいいネクタイなのか判断してもらうべきである。
確かな目を持った審査員たち
そろった審査員はデイリーポータルZ編集部・ライターの男性3人、女性2人。彼らに私のネクタイ姿を見てもらい、「良い(3点)」「ふつう(2点)」「わるい(1点)」の点数をつけてもらった。
さらにデイリーポータルZ編集部古賀さん(丸枠 左)と、女性向けコミュニティサイト
Style Walker編集 許斐麻梨子さん(丸枠 右)にコメントをもらう。
私が持参したネクタイは以下の9種。
左から普段使い(3本)、100円均一(2本)、ぼくの父のもの(3本)、そして伊勢丹で購入した5000円のいいネクタイ(1本)である。
ネクタイナイン(今回用意したネクタイたち)
この中から「酔っ払って頭に巻いたらかっこいいネクタイ」が決定される。
最後の伊勢丹のネクタイについては、今回の企画に備えて店員さんに「かっこいいのどれですか?」と相談して買ったので、少し自信があるのだがどうだろう。
「みなさまお疲れ様です!」
敬礼!
このように頭にネクタイファッションショーが行われた。点数は集計して、ランキングを作った。
次ページで最下位から発表していこう。