ちしきの金曜日 2012年1月27日
 

増結電車ハイテンション

出会いと別れを繰り返す。
出会いと別れを繰り返す。
電車が増結するところを見るのが好きだ。

電車は移動手段として毎日使っているが、正直それほど詳しくないし、好きで好きでたまらないというわけでもない。しかしこと増結に関して言うと、僕はかなり「好き」な部類に入るんじゃないかと思う。増結、その名の通り電車の車両と車両を連結させる作業だ。

以前「金沢文庫」という駅の近くに住んでいた頃、朝は毎日ホームで増結作業を眺めてから出勤していた。そこには出会いがあり、別れがある。物理的な意味で。
1975年愛知県生まれ。行く先々で「うちの会社にはいないタイプだよね」と言われるが、本人はそんなこともないと思っている。

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興味があるのは主に増結

今回は電車の増結に関してのみ、見ていきたいと思う。鉄道マニアはいろんなタイプに細分化されてきていると聞くが、となると僕は「増結鉄」とでもいうのだろうか。もしすでにそういう分野があるのならば申し訳ない。仲間に入れて下さい。

まず最初にやってきたのはJR東京駅。この駅で日々増結作業が行われている。
現場は横須賀線ホームである。上向きの矢印で「下る」と書かれている。
現場は横須賀線ホームである。上向きの矢印で「下る」と書かれている。
東京駅の横須賀線ホームはハンパなく深いところにある。地下5階である。そんなところに電車が走っているのだからそれだけで興奮するだろう。
「!」の使い方が斬新。
「!」の使い方が斬新。
言われたとおり黙々と下る。
言われたとおり黙々と下る。
地下5階ホームに横たわるのはN'EX(成田エクスプレス)である。

こんな下まで降りてきた者だけがこのかっこいい電車の増結を見ることができる。まさにご褒美である。
ホームの日常っぽさをはじき飛ばすN'EXの未来感。
ホームの日常っぽさをはじき飛ばすN'EXの未来感。
これがこの後使われる部位である。
これがこの後使われる部位である。
東京駅ではほとんど一日中ここ地下5階の横須賀線ホームで成田エクスプレスの増結作業を見ることができる。見たいときに見られる、それから列車自体かっこいい、この2点で東京駅地下5階横須賀線ホームは僕の中でかなりホットなスポットとなっている。

そうこうしているうちに増結車両がやってきたぞ、ちょっと静かにしてくれ!
車掌さんが女性だったのはまぐれである。
駅員さんが女性だったのはまぐれである。
増結車両ももちろんN'EX。新しい仮面ライダーみたいな電車だ。
増結車両ももちろんN'EX。新しい仮面ライダーみたいな電車だ。
増結に集まるギャラリー。地下5階が一気に熱を帯びる瞬間である。
増結に集まるギャラリー。地下5階が一気に熱を帯びる瞬間である。
車掌さんはきっと「あとちょっとで増結するわよ」とか言ってるんだぜ、無線で。
駅員さんはきっと「あとちょっとで増結するわよ」とか言ってるんだぜ、無線で。
「いま増結したわよ!(もえー)」
「いま増結したわよ!(もえー)」
小さく敬礼(失神)。
小さく敬礼(失神)。
この間、せいぜい4〜5分だろうか。成田空港へ向かうお客さんというのはたいていこれから飛行機に乗るつもりだと思うのだが、この増結を見せつけられたら予定変更で電車で行きたくなるんじゃないだろうか。そのくらいにエレガントでスマートな増結であった。

オプションがまた豪華

しかしN'EXの増結はこれで終わりではないのだ。むしろここから先が他の車両の増結には見られないオプショナルファンクションなのでぜひ見逃さないでほしい。
増結を済ますとN'EXと書かれたドアーが横にスライドして開く。
増結を済ますとN'EXと書かれたドアーが横にスライドして開く。
そうして「じゃばら」がじゃっ!と出てくる。なんと増結した後、中でも通路としてつながるのだ。
そうして「じゃばら」がじゃっ!と出てくる。なんと増結した後、中でも通路としてつながるのだ。
この感動、きっとこの彼も目に涙を浮かべているに違いない。
この感動、きっとこの彼も目に涙を浮かべているに違いない。
ああ、N'EXの増結、かっこよかった。

しかし夢は終わらない。このあとまだ3種類の増結作業を取材してきたから見て欲しい。泣くなよ。

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