土曜ワイド工場 2012年2月4日
 

新春!新春巻き対決

出題されたテーマに沿って、オリジナルの春巻きで対決します。
出題されたテーマに沿って、オリジナルの春巻きで対決します。
暗闇で挑戦的な材料をぶち込み合う闇鍋。そんなサプライズ感とハプニング性のある宴会料理に憧れている。でもやっぱり、おいしく食べられるものがいい。

作る側も味が想像できず、食べる側もなにを食べているのかわからないような料理ってどんなだ。そうだ、闇春巻きはどうだろう。

ということで、意外性のある具を春巻きにして、中身を知らずに食べさせる料理対決をやってみた。
趣味は食材採取とそれを使った冒険スペクタクル料理。週に一度はなにかを捕まえて食べるようにしている。最近は製麺機を使った麺作りが趣味。

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揚げ物系ライターの高瀬さんと戦います

なにをするかというと、審査員が適当に決めたお題に沿って、即興で春巻きの具を自由に包んで揚げて、そのおいしさを競う遊びである。

対戦相手だが、敵は強い方がいいだろうということで、当サイトで揚げ物といえばこの人、油の鉄人ことライターの高瀬さんである。
右が対戦相手の高瀬さん、左が私。
右が対戦相手の高瀬さん、左が私。
決戦の舞台は、ちょうどライター北村さんの家で新年会の予定があったので、その場を借りて闇春巻き対決5本勝負をさせていただくことにした。

いや、闇春巻きではない。新年会だから新春巻き対決だ。読み方は『しんはるまき』でも、『しんしゅんまき』でもいいだろう。
審査員は、新年会に集まった方々です。
審査員は、新年会に集まった方々です。
ライターの大北さんが、「料理対決って、テレビとか漫画の世界だと思ったら、本当にやるものなんですね!」と驚いていたが、私だってはじめてだ。

抽象的なテーマに沿ってお買いもの

対戦相手の高瀬さんには、一応ルールとして、事前練習の禁止、凝った料理禁止ということを伝えておいたが、いわなくてもやらなかっただろうな。

審査員達によって、その場の勢いと声の大きさで決まったテーマが以下である。

1.ヘルシー
2.ピンク
3.泣ける
4.ビッグアメリカ
5.甘い

女心、色、感情、親米、味と、切り口が見事にバラバラだ。なかなか新春巻きにふさわしいテーマが出揃ったのではないだろうか。泣ける春巻きってどんなだ。

順番はコース料理をイメージして、こらちで決めさせていただいた。料理対決というか、落語の三題話でもやっている気分である。
テーマが決まったところで、スーパーへお買いもの。春巻きにしたときの味の想像がつかないものばかり。
テーマが決まったところで、スーパーへお買いもの。春巻きにしたときの味の想像がつかないものばかり。
対戦相手の買い物カゴを盗み見るが、春巻き以外のおつまみがダミーで入っていることもある。
対戦相手の買い物カゴを盗み見るが、春巻き以外のおつまみがダミーで入っていることもある。
正直、テーマを見た段階では頭が真っ白だったのだが、スーパーに並んでいる食材からインスピレーションをもらい、「あ、これは泣けるかも」とか、「ピンクってこういうことか」と、なんとなくイメージが湧いてきた。

どんな味になるのか想像がつかないとか言いながらも、一応は頭の中で春巻きにしたときの味を想像しながら食材を選ぶので、普段の買い物の何倍も頭を使う。

コンサルティングとかの仕事をする人が使うであろう脳の部分が疲れた。
料理ができるのを待っている間に、屋根の上に登っちゃう人。北村さん、雨漏りとかしていませんか。
料理ができるのを待っている間に、屋根の上に登っちゃう人。北村さん、雨漏りとかしていませんか。

春巻きって簡単で素晴らしい

こんな対決を申し込んでおいて今更なのだが、実は春巻きを作ったことがない。

皮を買ってきて適当に包んで揚げればいいんだろうと簡単に考えていたのだが、実際そうだったので特に問題はなかった。

たぶん普通の春巻きは、具を作るのが一番大変なのだろう。新春巻きは、選んだ材料がほとんどそのまま食べられるものなので、切ったり混ぜたりするだけだ。
「巻くだけでいいものを選んだ!」という高瀬さん。買ってきた材料を手際よく包んでいく。
「巻くだけでいいものを選んだ!」という高瀬さん。買ってきた材料を手際よく包んでいく。
巻き方が全然わからない。小麦粉を水で溶いたものをノリに使うらしいぞ。
巻き方が全然わからない。小麦粉を水で溶いたものをノリに使うらしいぞ。
スムーズな進行をするために、5種類ずつの新春巻きをすべて包んでから、両者1品ずつを揚げていく。

ちなみに高瀬さんも私も、一切試食をしないで出している上に、審査員が全部食べちゃったので、ほとんどの味をいまだに知らなかったりする。
春巻きって、揚げている途中で崩れたり、衣がはがれたりしないのが素晴らしいですね。
春巻きって、揚げている途中で崩れたり、衣がはがれたりしないのが素晴らしいですね。
昭和の大家族みたいな審査員の方々。
昭和の大家族みたいな審査員の方々。
さあ、いい感じに酔っ払い始めた審査員(自分たちがどんなテーマを出したかすら忘れている)に、どっちが作ったのか、なにが入っているのかを明かさずに、その味だけで評価してもらおう。

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