ちしきの金曜日 2012年2月17日
 

対馬のヤマネコ推しがすごい

耳と額の模様がポイント。
耳と額の模様がポイント。
対馬(長崎県)にはツシマヤマネコが住んでいる。レッドデータブックの中でも絶滅危惧IA類に指定されている希少動物だ。

先日その対馬に行ったところ、予想以上のヤマネコ推しぶりに驚いた。その様子をレポートしたい。
長崎より九州のローカルネタを中心にリポートしてます。1971年生まれ。茨城県つくば市出身。2001年より長崎在住。ベルマークを捨てると罵声を浴びせられるという大変厳しい家庭環境で暮らしています。
> 個人サイト 長崎ガイド

空港の名前からしてヤマネコ

対馬には飛行機で向かった。
同じ県内なのに、なんと長崎からだと飛行機しか選択肢がないのだ。(福岡からならフェリーもある)
そしてプロペラ機。
そしてプロペラ機。
飛行機はプロペラ機だった。(人生初)
翼に車輪がついており、離陸するとフタがパカッと開いて格納される様子が機内からよく見えた。鳥肌もののかっこよさだった。

長崎空港からの所要時間は35分。
飛んだ!と思ったら退屈する間もなく着陸態勢に入る。その時、客室乗務員のお姉さんが言ったセリフに耳を疑った。

「まもなくツシマヤマネコ空港に到着します。」

ええっ、対馬空港じゃなくて?!
ツシマヤマネコ空港?!
美人すぎるキャビン・アテンダントさん
美人すぎるキャビン・アテンダントさん
飛行機にこんなタラップで乗り降りする
飛行機にこんなタラップで乗り降りする
そして空港に着くと、
いきなりこのお出迎えだ。
ようこそ対馬へ (キラリーン!)
ようこそ対馬へ (キラリーン!)
たしかにそこは「対馬やまねこ空港」だった。
おや、何かあるぞ。
おや、何かあるぞ。
対馬やまねこ空港は離島の小さな空港なので、手荷物を受け取るレーンも1つしかない。
こんなところにまでヤマネコが!
こんなところにまでヤマネコが!
さらに空港の建物を出ると、
こんな看板が立っている。
こんな看板が立っている。
もちろんお土産コーナーには
もちろんお土産コーナーには
ヤマネコグッズが充実。
ヤマネコグッズが充実。
というように、対馬に到着するやいなや、予想以上のヤマネコ攻勢。こんなにもヤマネコで推してくるとは知らず、かなり意表を突かれた。
こんなバスも目撃。
こんなバスも目撃。

レンタカーで島内一周

空港にはホテルの人が迎えに来てくれた。
で、ホテルのレンタカーを借りた。

これで島内を一周する。
ワゴンR。軽自動車とは思えないほど快適。
ワゴンR。軽自動車とは思えないほど快適。
余談だが、ホテルの受付ロビーに置いてあった呼び鈴が斬新だった。
初めて見たタイプの「ご用の方は叩いて下さい」。
初めて見たタイプの「ご用の方は叩いて下さい」。
これ叩く人いるんかいな?と思っていたら、いい年のおっちゃんがピロピロ♪ポロンポロン♪ピロポロカラン♪と猛烈に叩きまくっているのを見てしまった。(が、ホテルの人は誰も出てこなかった)

さらに言うと、食事の支度をしていたのとレジで会計してたのと私を空港まで送ってくれたのは全部同じおばちゃんだった。安心のワンストップ・サービスである。
対馬は思ったより都会だった。
対馬は思ったより都会だった。
対馬は思っていたより都会だった。
マックス・バリューもあるし、ハイパーセンター・オサダもあるし、ドラッグストア・モリもある。ベスト電器もダイレックスもゲオもある。「だいたいなんでもある」と言ってもいいかもしれない。

私の中での対馬のイメージは、“原生林”だった。

山猫がいるくらいだから、というのもあったが、もうひとつ小学5年生の時(その頃私は関東に住んでた)対馬からやって来た転校生の影響が大きい。彼は道に落ちてるガムのカスを拾って食ってみせ
「対馬ではこれくらい当たり前なんだぜ!」
と言った。衝撃の転校生はまたたく間にクラスの人気者になり、私たち同級生の間ではすっかり、対馬=野生というイメージが定着した。

また彼は、「対馬には信号が1つしかないんだぜ。それも本当は必要なかったけど信号とは何かを学ぶために1つだけ作ったんだ。」と言っていた。

あれから30年。
当時、小学生の視野の狭さから1つしか無いと思ったのか、それとも30年前の対馬には本当に1つしかなかったのかはわからないが、私が訪れた対馬には信号が幾つもあった。
いい景色だ。
いい景色だ。
さきほど「都会だ」と書いたが、いくらなんでもそれは言い過ぎた。

正確には、ドラクエで言うところの「町」みたいなエリアが幾つかある感じで、それをちょっと外れると途端にすごい山奥となる。
落石注意の標識や (これってどう注意すればいいんだろうね?)
落石注意の標識や (これってどう注意すればいいんだろうね?)
発砲禁止の看板など
発砲禁止の看板など
そしてヤマネコの看板だ
そしてヤマネコの看板だ
道路にはカジュアルに石が落ちている。
道路にはカジュアルに石が落ちている。
こういった感じの道をしばらく運転し、ヤマネコのことも忘れそうになっていたその時、突如、道路の端に小動物の姿が見えた!!
動物がいなくなった直後の様子。
動物がいなくなった直後の様子。
その大きさから、一瞬ツシマヤマネコか?!と思ってものすごくドキドキした。が、よく見るとイノシシであることがわかった。(鼻先がとがっていた)

ヤマネコでなかったのは残念だが、イノシシでも野良のものを見たのは私は初めてだったのでかなり興奮した。さすが対馬。

その後もずっと、ヤマネコが道路に(車で引かない程度のちょうどいい位置に)飛び出してこないかと期待しながら運転していたが、結局そういうことはなかった。

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