はっけんの水曜日 2012年2月29日
 

海外即席ラーメン食べ比べランキング

タイとベトナムと韓国の即席ラーメンをゲット。
タイとベトナムと韓国の即席ラーメンをゲット。
最近は海外の食材を気軽に買えるお店が増えた。見慣れない文字で書かれた商品名は全く読めず、意味はわからないがなにやら食欲をそそられる。

どんな味なのかもわからないものを買うというのは勇気が要る。しかし記事にかこつければ買って食べる勇気も湧くというもの。色々買って食べ比べてみました。色々な都合により5個だけだけど。
あばよ涙、よろしく勇気、こんにちは松本です。 1976年千葉県鴨川市(内浦)生まれ。システムエンジニアなどやってましたが、2010年にライター兼アプリ作家として自由業化。iPhoneアプリはDIY GPS、速攻乗換案内、立体録音部、Here.info、雨かしら?などを開発しました。著書は「チェーン店B級グルメ メニュー別ガチンコ食べ比べ」「30日間マクドナルド生活」の2冊。買ってくだされ。
> 個人サイト keiziweb DIY GPS 速攻乗換案内

いつの間にか西葛西に出来てたカルディコーヒーファーム。海外のお菓子やカップ麺、国産でもマイナーな商品が売られていて楽しい。
いつの間にか西葛西に出来てたカルディコーヒーファーム。海外のお菓子やカップ麺、国産でもマイナーな商品が売られていて楽しい。

カルディコーヒーファームが西葛西に出来てた!

カルディコーヒーファームとは、大雑把に言えば外国の食材をいっぱい扱っているスーパーだ。コーヒーファームという名前の通りコーヒー豆も扱っているし、入り口で試飲コーヒーを渡されるので客は大体コーヒーを飲みながら買い物をしている。

以前は僕が住む葛西には無く、荒川を越えて南砂町のSUNAMOに行かなくてはならなかった。が、いつの間にか西葛西にも出来ていた。凄く嬉しいので長々書いてしまったが、そんなわけでたまに買い物に行っている。

冒頭の写真はカルディで買って来たインスタントラーメンである。早速食べ比べよう。
タイ食材は人気があるのか種類が豊富。
タイ食材は人気があるのか種類が豊富。
タイのインスタントラーメンとかカップ麺とか。
タイのインスタントラーメンとかカップ麺とか。

第5位 オットギ カレーラーメン

1食89円。韓国のカレーラーメンだ。韓国の即席麺といえば農心(ノムシン)の辛ラーメンだが、実はいろんなメーカーがあってこれはオットギ社の製品だ。
わりと日本語が使われているパッケージ。
わりと日本語が使われているパッケージ。
パッケージにはハングル以外に日本語が多用されていてわかりやすい。作り方なんかもちゃんと日本語で書かれている。
百歳ってなんだ。ペクジュ?
百歳ってなんだ。ペクジュ?
が、唐突に「百歳」とか書かれている理由がよくわからない。インスタント麺を食べて長生きしろよ、って意味だろうか。よくわからないが、判らなくても食べられるので調理してみた。作り方は日本のインスタント麺と変わらない。
パプリカと椎茸を独自に入れてみました。
パプリカと椎茸を独自に入れてみました。
良い匂いだ。見た目は日本にもあるカレーうどんのインスタント麺に似ている。

麺は太めでラーメンっていうかうどんの趣。麺の表面は少しトロッとした感じがあり、ある意味独特。カレースープはスパイシーではあるが過剰に辛くはない。いわゆるカレーうどんのスープとは違って、スパイス感はインドカレーの方に近い。

普通に美味い。つまりマシッソヨである。韓国語って最後が「ヨ」なのがちょっと可愛いですよね。アンニョンハセヨとか。
ラーメンとはちょっと違う気もするがカレーうどんともちょっと違う感じ。スパイシーで美味い。
ラーメンとはちょっと違う気もするがカレーうどんともちょっと違う感じ。スパイシーで美味い。

第4位 即席米めん・ベトナムフォー

パッケージの表からは商品名がよく判らなかったので裏側の日本語ラベルを見たら商品名が書かれていた。「即席米めん・ベトナムフォー」というのも随分大雑把なネーミングである。

なお、フォーってのは米の麺の事で、ファンタスティックのフォーでもなければレイザーラモンHGのフォー!でもない(知ってますかそうですか)。
写真を見ると海老とか蟹とか随分豪華だ。
写真を見ると海老とか蟹とか随分豪華だ。
パッケージ写真を見ると海老が乗っていた。蟹も乗っている。蟹は高いが、海老は安いのもあるので海老を買ってきた。どうせならこういうのは美味しく食べたい。
これで300円しなかった。海老って案外安い。
これで300円しなかった。海老って案外安い。
海老を買ってきたが多い。インスタント麺に使うだけなら2,3尾で良いのに8尾もある。余ってももったいないので鮮度がいいうちに刺身で食べてしまおう。

まったくしょーがねーなー。
すんげー甘かった。
すんげー甘かった。
いや、もー、美味くて美味くてごめんなさいね。
いや、もー、美味くて美味くてごめんなさいね。
海老、ヤバイ。ちょう甘い。プリプリ。甘エビみたいな味わいで、でもサイズが大きいので食べ応えもある。

これは「アルゼンチン赤えび」という種類で、アルゼンチンのサンホルヘ湾で獲れるのだとか。養殖じゃないので切り倒されるマングローブに思いを馳せずに済むのが良いし、なんつっても安くて美味い。8尾でちょうど256円だ。
海老の殻や頭はそのまま捨てたら勿体ないです。
海老の殻や頭はそのまま捨てたら勿体ないです。

殻からダシを取りましょう

海産物は殻とか骨とか、食べられない部分を煮込むと良いダシが出る。海老も同様なわけで、刺身にするときに出たアラ(頭と殻)を煮込めば海老スープが取れるのだ。

そのまま捨てたら勿体ないのでダシを取りました。
鍋で煮込みます。
鍋で煮込みます。
ザルにあけてすりこぎでつぶして旨味を絞ります。
ザルにあけてすりこぎでつぶして旨味を絞ります。
殻などを漉したら海老スープの完成。
殻などを漉したら海老スープの完成。
で、この海老スープをどうするかって、フォーのスープに使うのだ。
色々すっ飛ばして一気に完成。フレッシュパクチー、海老、赤パプリカ、ネギなどを足してみた。
色々すっ飛ばして一気に完成。フレッシュパクチー、海老、赤パプリカ、ネギなどを足してみた。

ここはベトナムですか?

スープは海老の香りと旨味がたっぷり、甲殻類の味でやたらと美味い。生のパクチーもたっぷり入れたが、乾燥パクチーも付いていて全体的にパクチー祭り。パクチー好きにはたまらない。

フォーはスープを吸いやすい麺らしく、食べながら海老のスープを吸いまくってどんどん美味しくなっていった。
不味いわけ無いですな。
不味いわけ無いですな。
じゃがいもの麺だそうです。
じゃがいもの麺だそうです。

第3位 三養 カムジャ麺

第3位はじゃがいも麺のカムジャ麺。そう、今更だがこれはランキングになっている。5個買った中で順位を付けて下から紹介しているのだ。

でも具を足したり海老スープを使ったりしている。具やスープをいじったら正しい評価が出来なくなるが、そんなこたぁどうでもいいのである。大事なのは公正なランキングじゃなくて、美味しく食べられたかどうかだ。
中身はこんな具合。麺、かやく、スープ。
中身はこんな具合。麺、かやく、スープ。
唐揚げを載せてみたよ。あとの具はネギ、パプリカ、椎茸。
唐揚げを載せてみたよ。あとの具はネギ、パプリカ、椎茸。

新食感麺

太めの縮れ麺で弾力がありややトロッとした感じは無類。オットギカレーヌードルの麺も若干とろみがあったが、カムジャ麺はもっとハッキリ表面がトロッとしている。

もちもちつるつるの食感は日本人も好きなんじゃないかと思う。スープは辛ラーメンほどではないがやっぱちょっと辛い。

なお、メシバナ刑事タチバナという漫画で紹介されているカムジャ麺は農心のカムジャ麺であり、これとは別物です。
トロッとした麺が美味しい。
トロッとした麺が美味しい。
ヤムヤムヌードルの美味しさはガチ。
ヤムヤムヌードルの美味しさはガチ。

第2位 ヤムヤムヌードル バジル焼きそば

いよいよベスト2だが、最初の写真を見れば判るとおり残ってる1位と2位はヤムヤムヌードルである。タイのインスタント麺で、麺のチープさ、値段の安さ、中毒性がある比類無き辛さが魅力のインスタント麺だ。

フレーバーはグリーンカレー味など色々あり5個パックを5日で食べきるほど美味いが、今回は食べた事がなかったバジル焼きそばを食べてみた。
ライム、バジル、海老をチョイ足し。チョイ足しの使い方、なにかもちがってますか。
ライム、バジル、海老をチョイ足し。チョイ足しの使い方、なにかもちがってますか。

お腹壊してもいいから食べたい

僕は辛い食べ物が好きだ。が、最近は年で胃腸が弱ってきたのか辛い物を食べるとたちどころにお腹を壊す。大体、うどんに七味をちょっと多めに掛けたくらいで急降下する。

ヤムヤムヌードルは辛い。どのフレーバーも等しく辛い。辛ラーメンを軽く超えるくらいは辛い。そんなのを僕が食べたら間違いなく酷い目に遭うのは判っているが、それでも食べてしまうほど好きなのだ。

バジル焼きそばは、ペヤングにも似た極細麺に爽やかな香りのバジルソースが絡んですごく美味しいんだけど、やっぱり頭がクラクラするくらい辛かった。お腹壊すのは間違いないが、それでも箸は止まらない。
辛いけど超美味い。
辛いけど超美味い。
今すぐにでもまた食べたい。
今すぐにでもまた食べたい。

第1位 ヤムヤムヌードル トムヤムクン

優勝はトムヤムクン味のヤムヤムヌードルである。ヤムはタイ語で「混ぜる」という意味だそうなので、「混ぜ混ぜヌードル」って意味になる。ヤムヤムヌードルのトムヤムクンだと、「混ぜ混ぜ麺の煮て混ぜる海老」って意味になる。

なぜかパッケージには真っ赤な唇が印刷されているが、なんだろう、情熱とかそういう意味だろうか。まさか赤い唇と赤い海老は似てますよねって意味だろうか。いや、まさかな。
妖艶な唇。
妖艶な唇。
裏面には日本語のラベルが、ちょう曲がってるけど貼ってあるので安心。
裏面には日本語のラベルが、ちょう曲がってるけど貼ってあるので安心。
スープベースは海老から取ったアレ。丸ごと海老1尾とパクチー、ライムも乗せて完成!
スープベースは海老から取ったアレ。丸ごと海老1尾とパクチー、ライムも乗せて完成!

タイ風の味付けが美味すぎた

これはもう、ものすごく美味い。すっぱくて辛くてハーブの香りが強くて凄く美味しい。スープのベースにはフォーの時に海老から取った海老スープを使っているので海老の香りも強い。

パクチーはやはり生に限る。ライムを搾ると青い柑橘の香りが広がって、そのままより数段美味くなる。海老は、刺身でも甘かったが、火が通るとより甘みが増してもっと美味しくなった。

ただ、食べた後汗がとまらなくて困った。病気かと思うほど汗だくになってしまう。真冬にも関わらず。
麺はかなりチープな味わいですが、それが逆に良い。
麺はかなりチープな味わいですが、それが逆に良い。
海老が甘くて美味しかった。
海老が甘くて美味しかった。
個人的には最も美味いと思う袋麺。
個人的には最も美味いと思う袋麺。

応用編 サッポロ一番塩らーめんをタイ風に

さて、以上の様に1位と2位はヤムヤムヌードルだったわけだ。要するに僕はタイ風の味付けが好きなのだ。酸っぱくて辛くてパクチーどっさりってのが好きだ。

が、辛いの食べるとお腹を壊してしまってツライのでもう少し色々優しいタイ風ラーメンを食べたい。そこで、サッポロ一番塩らーめんの登場だ。
タイっぽさってのは、要はナンプラーとライムで出るはずなのでスープに混ぜてみた。
何年経っても使い切れないナンプラー。
何年経っても使い切れないナンプラー。
生ライム果汁を搾ります。良い匂い!
生ライム果汁を搾ります。良い匂い!
サッポロ一番タイ風塩らーめん。
サッポロ一番タイ風塩らーめん。

なかなかの味わい

ナンプラー、ライム、パクチーでおおよそタイっぽい味になった。

ライムで酸っぱいスープの遠くにナンプラーの生臭さがあって大変にタイである。麺が良く出来すぎているが、ヤムヤムヌードルに迫る美味しさ。今後は隙あらばこうやってタイ風にして食べたい。なお、「タイ風にして食べたい」ってのはダジャレです。
作って良かった。
作って良かった。
日本で商売してて日本語全然判らないって、凄い度胸である。僕なら毎日途方に暮れるシチュエーションだ。
日本で商売してて日本語全然判らないって、凄い度胸である。僕なら毎日途方に暮れるシチュエーションだ。

番外編 インドのカップ麺

今回は袋麺ランキングだったのでランキングから外したが、実はインドのカップ麺も買ってあった。西葛西はインド人が多くて、インド食材屋さんもあるので行ってみたのだ。

店員さんはインド人が一人で、話しかけたら全く日本語を話せなかった。仕方ないので片言の英語で聞いたら、袋麺は無いようだった。僕の英語力は「アナタガモッテルインスタントメン、コレダケアルカ?」程度だが通じたので良かった。
マギーのと日清のと2種類だけあった。両方180円。
マギーのと日清のと2種類だけあった。両方180円。
マギーのを食べてみます。
マギーのを食べてみます。
真似したい表情である。
真似したい表情である。

妖しい笑顔である

マギーのカップ麺の容器には、なぜか妖艶な笑顔でカップ麺を食べる男性の写真が載っていた。インドの映画スターだったりするのだろうか。

こういうインドのノリがよくわからない。日清のカップヌードルには「100%ベジ」と書かれていた。これもお国柄である。宗教上の理由で肉を食べられない人が多くいるのだろう。

また、カップの中にフォークが入っているというので、「それは親切ですね」と思って蓋を開けたらカレー粉まみれのフォークが入っていて腰砕けた。

日本人なら多分こういう事しないで、別にフォークを付けたりするだろう。仕方ないのでお湯を注ぐときにフォークに掛けてカレー粉を流した。
カレー粉まみれのフォーク。あと麺砕けすぎ。
カレー粉まみれのフォーク。あと麺砕けすぎ。
お湯を掛けてカレー粉を流す。
お湯を掛けてカレー粉を流す。
結構な細麺だが、4分待ったら出来上がり。
結構な細麺だが、4分待ったら出来上がり。

ストレートにカレー味

スープカレーみたいな感じで、ストレートにカレー味だった。スパイシーでわりとパクチー風味で好きな味だ。美味いと言えば、美味い。

ただ、麺は半分くらい砕けてて食べにくい。添付のフォークは、関節が元に戻りやすくて使いにくい。カップが熱くて持ってられないなど、ユーザビリティの点で問題がいくつもある。日本人だったらすぐカイゼンするのだろうが、インド人はあるがままに受け入れてしまうのだろうか。
ハーブとかスパイスが効いてて美味い。ただ、旨味感は弱い。
ハーブとかスパイスが効いてて美味い。ただ、旨味感は弱い。
さて、僕もパッケージの男性みたいな表情になってみたいなと思ったのでやってみた。
無理でした。
無理でした。
全然無理だった。あれをやるにはインド人のDNAが必要なようだ。

海外の味を手軽に味わえる

輸入インスタント麺が好きだ。特に、日本人向けにアレンジされた物ではなくその国で売ってるそのままの味のインスタント麺が好きだ。それは、その国の食文化が色濃く反映された食文化の鏡のような存在だからだ。日本人の好みと違っていてもいい。食べてて面白いし、中には好きな味との出会いがある。
日清のは今回は食べないので気になる人は西葛西で買って食べてください。
日清のは今回は食べないので気になる人は西葛西で買って食べてください。
袋が開けにくいとか、カップが熱くて持てないとか、麺がやたらと砕けてるとか、細かい点では日本製品の完成度には及ばない。が、それぞれのインスタント麺はそれぞれに美味しかったので見かけたらまた買って食べようと思いました。円高のおかげで安いしね。
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