チャレンジの日曜日 2012年6月10日
 

思い出の音楽を聞きながら日本酒を飲む会

満員御礼!
満員御礼!
誰しも子供の頃や学生のころに聞いた音楽というのはあるものです。その曲を聴いただけで、気持ちはその時代に逆戻り。嬉しかったこと、楽しかったこと、熱くなった思いなど。色々なことを思い出します。

そんな思い出の曲を持ち寄り、日本酒を飲みまくりながら各自その曲についてプレゼンしてもらうイベントを開催してみました。

予想以上に楽しかった。
1972年生まれ。体力系、料理系の記事を多く書いています。ライター以外に日本酒と発酵食品をメインにした飲み屋も経営しています。利き酒師で、元機械設計屋で元プロボクサー。ウルトラマラソン走ります。米の飯と日本酒が有れば大体なんとかなります。
> 個人サイト 酒と醸し料理 BY 個人ページ「走れば大体大丈夫!」

80、90年代の音楽を聞きながら日本酒を飲む

以前の記事でお知らせした通り、私は日本酒と発酵食品をメインにした禁煙の飲み屋を経営しています。何か日本酒に親しんでもらうイベントをやってみたいと考えて開催したのがこのイベント。「イカす日本酒天国!」です。
店の前にも告知を出す。
店の前にも告知を出す。
当初は各自持ち寄った日本酒に関して、その日本酒の良さをプレゼンしてもらう「この日本酒がスゴイ!」というのを考えていました。しかし、それだとハードルが上がるので、日本酒に親しみの少ない方でも参加できる日本酒飲み放題イベントとなったのです。
店主自ら古いCDかき集めてプレゼンに参加。イベントタイトルは全部パクリ。
店主自ら古いCDかき集めてプレゼンに参加。イベントタイトルは全部パクリ。
しかし、ただの飲み放題だと普通なので、誰でも親しみのある音楽を軸にしてみる。懐かし曲なら多少趣味が違っても共感できるだろうということで、80、90年代曲を持って集まろうということにしました。

テレビでよくやる「思い出の曲ベストXX曲!」みたいな安直な企画です。タイトルもバンドブームを知る方なら何のパクリかすぐ分かるでしょう。そんな訳でユルい日本酒イベント開催です。

酒もイベントに合わせてみた

椅子の配置を変えて酒も料理も自由に取って頂くスタイルにて営業。
椅子の配置を変えて酒も料理も自由に取って頂くスタイルにて営業。
イベント当日。椅子の配置を変え、追加の椅子も用意して準備を整えます。
UFOにかけたり、2人組の19にかけてみたり。「ザクとは違うのだよ、ザクとはな!」と言ってみたり。でもUFOは70年代の曲だった。
UFOにかけたり、2人組の19にかけてみたり。「ザクとは違うのだよ、ザクとはな!」と言ってみたり。でもUFOは70年代の曲だった。
日本酒もイベントに合わせて用意しました。

石川県御祖酒造の遊穂山おろし純米酒無濾過生原酒、長野県尾澤酒造場の19特別純米生酒Ori、三重県清水醸造の作雅乃智純米吟醸雄町、三芳菊微発泡にごり純米酒。これらの酒があるだけ飲み放題。他にも何種類か用意してあるので日本酒の量は十分。
三芳菊のラベルはこんな風。微発泡となっているが、かなり吹き出します。そして日本酒とは思えない華やかな香りと甘みがあります。
三芳菊のラベルはこんな風。微発泡となっているが、かなり吹き出します。そして日本酒とは思えない華やかな香りと甘みがあります。
人数も集まった所でいよいよイベント開始です。
全体的に女性参加者の方が多かった。80、90年代シバリなので30半ばから40半ばの人が集まる。
全体的に女性参加者の方が多かった。80、90年代シバリなので30半ばから40半ばの人が集まる。

思わず踊りだす懐かしさ

まずは店主自らプレゼンです。
エプロン姿で登場。プレゼン中以外は酒を注いだり、料理を用意したり。中学時代の2軍代表。
エプロン姿で登場。プレゼン中以外は酒を注いだり、料理を用意したり。中学時代の2軍代表。
インディーズの頃の曲で、解散後のベスト盤に入っていました。
インディーズの頃の曲で、解散後のベスト盤に入っていました。
プレゼンした曲はTHE BLUE HEARTSの「1985」。曲の時代背景や、歌詞のここがいいとか色々説明。

更に、BOOWY派とTHE BLUE HEARTS派がクラスにいた。格好いい、いわゆる1軍の奴らはBOOWYが多く、そうじゃない2軍はTHE BLUE HEARTSが多かった。完全独立系の尾崎豊派もいたなんて話もしつつプレゼン終了。

続いて女性参加者のプレゼン。
俊ちゃんへの熱い思いを語るプレゼンテーター。悩み事を隠すのは下手なようだ。
俊ちゃんへの熱い思いを語るプレゼンテーター。悩み事を隠すのは下手なようだ。
他の曲も聞きたい。壊れそうな物ばかり集めた10代とか。シャアが逆襲したやつとか。
他の曲も聞きたい。壊れそうな物ばかり集めた10代とか。シャアが逆襲したやつとか。
プレゼン曲は田原俊彦の抱きしめてTONIGHT。ドラマ「教師びんびん物語」の主題歌です。

当時小学生だったプレゼンテーターは、マッチより俊ちゃん、俊ちゃんより野村宏伸派だったそうです。運動会の出し物でこの曲に振り付けした踊りを踊ったのだとか。小学校の先生の趣味も垣間見られるプレゼンでした。
Hiポジだ、メタルだ。爪を折った。でも、セロハンテープで塞いで重ね撮りしたとか、懐かしきテープ録音について思い出話が飛び交う。
Hiポジだ、メタルだ。爪を折った。でも、セロハンテープで塞いで重ね撮りしたとか、懐かしきテープ録音について思い出話が飛び交う。
続いてのプレゼンはこちら。
ちっちゃな頃から悪ガキだった人たちですね。ケースの割れが年季を感じる。 
ちっちゃな頃から悪ガキだった人たちですね。ケースの割れが年季を感じる。 
チェッカーズです。生活指導の教師の目を盗み、前髪を無駄に伸ばした奴らが増えましたね。学校が終わって家に帰ると、夕焼けニャンニャンでかかる「あの娘とスキャンダル」が印象的でした。
危険な恋をしていたのですか?それとも綺麗なSTARDUSTでしたか?
危険な恋をしていたのですか?それとも綺麗なSTARDUSTでしたか?
プレゼン曲はsong for U.S.A。中学生だったプレゼンテーターは、ボーカルのフミヤに憧れ、母から期末試験で好成績なら武道館コンサートに行ってもいいと言われ猛勉強したのだとか。憧憬の地アメリカ、見果てぬ夢、アメリカの夢。そんなチェッカーズの歌の世界に行きたくて早く大人になりたかったそうです。

中学の頃、光ゲンジに憧れてローラーシューズを買ってしまった同級生を思い出すようなエピソードでした。

続いてのプレゼンはこちら。
CCB。「毎度おさわがせします」では中山美穂は不良でセクシーシーンも満載だったなあ。
CCB。「毎度おさわがせします」では中山美穂は不良でセクシーシーンも満載だったなあ。
CCBの曲から。Lucky Chanceをもう一度。
今時ありえない肩パット。
今時ありえない肩パット。
どうすりゃいいのさLady!
どうすりゃいいのさLady!
プレゼンテーターは小学生の頃、そのビジュアルや、ドラムスも含めて皆歌うというスタイルなど、なにもかもが斬新で心惹かれたそうです。休み時間に鉛筆を二本持ってドラムを叩きながら歌う真似事をしたとか。

曲を聞きながら、うっかりドラマのセクシーシーンを思い出してしまった。そんなプレゼンでした。
ジャケ写真。なぜ組体操。
ジャケ写真。なぜ組体操。
続いてのプレゼンはこちら。
2度と戻れなくて、いつも走っていたバンドですよ。
2度と戻れなくて、いつも走っていたバンドですよ。
REBECCAです。プレゼンした曲はLOVE IS CASH。
このアルバム家にあったかも。
このアルバム家にあったかも。
4曲目も有名な曲ですね。
4曲目も有名な曲ですね。
プレゼンテーターはデビュー時のコンサートにも行ったそうです。それは思い入れも深いでしょう。さらにプレゼンは続きます。続いてがこちら。
長いまつげだと卑猥と言われてしまうあの曲をプレゼン。
長いまつげだと卑猥と言われてしまうあの曲をプレゼン。
アン・ルイスの六本木心中がプレゼンされました。もうこのあたりにくると、曲についての思いなどプレゼンテーターが語らぬとも、各自が色々いい始める。
話半分で歌って踊りだす。
話半分で歌って踊りだす。
プレゼンが一通り終了すると、次々に各自が持ち寄った曲をかけはじめます。曲がかかる度に「あー!」「懐かしいー!」などの声があがる。そして、つられるように歌い踊り始め、店内は歌声居酒屋かといった状態。楽しいイベントでした。

テーマを決めた飲み会は楽しい

何かテーマのある飲み会というのは実に楽しいものです。いわゆるオフ会とか、趣味のサークルの集まりの後の飲み会のように、同じ趣味の人が集まるならば自然と共通の話題が出来ます。

同じ趣味が無くても、何かテーマを決めてそれを持ち寄れば、いつもと違う盛り上がり方が出来ます。今回やってみた音楽なんかは誰でも出来るし、年代を決めなければ幅広い年齢層で楽しめます。

家で集まって飲むような場合でも、何かテーマを決めてやるとより楽しくなります。試してみてください。
昔はテープに時間を考えながら曲を入れて自分でラベルを作ったものだ。今は何千曲もがタイトルやアーティスト別にこの小さな装置の中に。便利な世の中になったものだ。
昔はテープに時間を考えながら曲を入れて自分でラベルを作ったものだ。今は何千曲もがタイトルやアーティスト別にこの小さな装置の中に。便利な世の中になったものだ。
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