ひらめきの月曜日 2012年6月25日
 

台風で流れ着いたもの

どこから流れてきたのか。
どこから流れてきたのか。
台風4号が通り抜けたあと、海にはものすごくたくさんのものが打ち上げられていた。

そのほとんどが言ってしまえばゴミなんだけれど、流れてきたものには流れてきただけのドラマがあるように思うのだ。

だってそうだろう、あの嵐の中を海からやってきたんだぜ。信じられなくないか。

でかいもの順に紹介したい。
1975年愛知県生まれ。行く先々で「うちの会社にはいないタイプだよね」と言われるが、本人はそんなこともないと思っている。
> 個人サイト むかない安藤 ツイッター

6月20日

台風が通過した次の朝、海を見に行ってまず絶句した。
世紀末みたいになっていたのだ。
世紀末みたいになっていたのだ。
昨日まで砂浜だったところが土嚢むきだしになってる。
昨日まで砂浜だったところが土嚢むきだしになってる。
昨日まで砂浜だった部分が波に削り取られてなくなっていた。上の写真、木製の部分は普段人が散歩する道である。そんなところまで高波が押し寄せていたということか。台風、あらためておそるべし。
こんな感じの景色がずっと続いていました。
こんな感じの景色がずっと続いていました。
台風による強烈な波は砂浜を持っていっただけでなく、代わりにいろんなものを置いてもいった。

砂浜に流れ着いたものを分類して紹介したい。

丸太編

海に流れ着くものの代表格、丸太。今回の台風でもたくさんの丸太が流れ着いていた。

しかし「丸太」なんてころんとしたかわいらしい名前で呼ぶのが申し訳なくなるくらいの迫力なのだ、これが。
丸太。
丸太。
というか巨木。
というか巨木。
角材もあるぜ。
角材もあるぜ。
写真でこの迫力が伝わるか不安だが、近くで見るとあぜんとするほどでかい。ホームで通勤電車を待っていたら貨物列車が通過した、くらいの迫力である。

しかし海にはこのクラスの木が浮かんでいるということだろうか。海、すごいな。
流木、なんてしゃれた呼び名は似合わない。
流木、なんてしゃれた呼び名は似合わない。
「流木」というときれいに加工されて写真立てとかに利用されていそうなイメージがあるが、今日流れてきているやつらはもっとハードな存在である。文明におもねらない、話が通じない系の木である。

木だけでも見飽きるほど流れ着いていたのだけれど、もちろんそれだけじゃない。人工物だって漂着しまくりだ。

プラスチック編

丸太のような自然素材はいつか自然にかえりそうな気もするのだが、プラスチック製品は分解されないので問題である。しかしいかんせん台風のあとに流れ着いてくるものはでかいので拾って帰るわけにもいかなくて途方にくれる。

たとえばこちら
TOKYO。持ち上げようとしてもびくともしなかった。
TOKYO。持ち上げようとしてもびくともしなかった。
サッポロ。
サッポロ。
プラスチック素材と聞くと丸太に比べソフトな印象だが、実際に海からやってきたやつらは十分にハードである。石に打ち付けられ砂にこすられてここまでやってきたのだ。迫力がはんぱない。
藻で包まれたタンク。よく見ると真ん中に蛇口がついている。
藻で包まれたタンク。よく見ると真ん中に蛇口がついている。
こちらはポリタンク。家にあるべきものが自然の中にあるだけで違和感がすごい。
どこから来たのかねきみは。
どこから来たのかねきみは。
台風明けの海には僕と同じように流れ着いたものを興味深そうに観察して歩いている人が何人もいたが、漂着物を持って帰る人はいなかった。ビーチクリーンとは違い落ちてるものがでかすぎるのだ。行政の清掃車が何台も来ていたのでそちらに任せた方が身のためかもしれない。

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