ロマンの木曜日 2012年7月19日
 

ずっと気になってる文房具『ガンヂーインキ消』

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子供の頃から、ずっと気になっていた文房具がある。
独特のマークが異彩を放つ「ガンヂーインキ消」だ。
いったいあれはどんな文房具だったのか。
満を持して購入してみた。
1978年、東京都出身。漂泊の理科教員。名前の漢字は、正しい行いと書いて『正行』なのだが、「不正行為」という語にも名前が含まれてるのに気付いたので、次からそれで説明しようと思う。
> 個人サイト まさゆき研究所 新棟

カンヂー買った。

これが「ガンヂーインキ消」だ。
これが「ガンヂーインキ消」だ。
子供の頃、小遣いをもらうと文房具屋に走る文房具好きの少年であった僕だが、この「ガンヂー」は何に使う道具なのか分からず、ちょっと遠い存在であった。
さらにこのE.T.のようなマークが不気味で、何やら触れてはならない道具のように思え、常に距離を置いていたように記憶している。
カンヂー、改めて見てみよう。
カンヂー、改めて見てみよう。
今でこそインド独立の父、マハトマ・ガンジーを模したものであることは分かる。しかしなぜ、こんな口の場所が不明な絵にしてしまったのだろうか。まるで逆さ絵だ。
インド独立のために非暴力抵抗を行い投獄をされたガンジーも、遠い日本で口をふさがれ、逆さ絵にされるとは、報われない話である。
インドで抗議運動の一つも起こるかもしれない。(たぶん平和的に)

万年筆のインクが消えるらしい

さてこのガンヂーインキ消、万年筆のインクを消すための道具らしい。
万年筆なんて子供が使うわけがないので、かつて縁遠く感じたのも当然だが、大人になったいま、僕はいちおう万年筆を持っている。久しぶりに取り出してみよう。
インク瓶。のび太がしずかちゃんに投げられる道具というイメージがある。
インク瓶。のび太がしずかちゃんに投げられる道具というイメージがある。
インクに漬けて、くるくると吸い上げる。楽しい。
インクに漬けて、くるくると吸い上げる。楽しい。
この使うインクを自分でビンから吸い上げる感覚、そしてインクを細く紙になぞりつけていく感覚が大好きだ。なにかこう、筆記することの原点に帰らせてくれるものがある。
普段は水性顔料ボールペン(いわゆるシグノ)ばかり使ってるので、たまにはこういうプリミティヴな筆記もいいだろう。さて担当の安藤さんに手紙でも書くか……。
しまった! 間違えた!!
しまった! 間違えた!!
さあこんなとき、ガンヂーインキ消しの登場である!!!
中身。紅白そろって、祝いまんじゅうのごときルックス。
中身。紅白そろって、祝いまんじゅうのごときルックス。

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